FIGLIO -被災地わんこ情報2ー
いつもの公園の、いつものフィリオです。
いつもの平和な、朝の散歩です。
被災地わんこへの心配について、もう書くのはよそうと思っていました。
一つには、たくさんの人達がお亡くなりになり、大切な人を亡くしたたくさんの方達がおられるこの非常時に、たかがペット(犬好きには我が子同様でも)について語るのは不謹慎だと思っておられる方が多いだろう事、ひとつには、何も出来ない自分が言葉だけで語るのは傲慢だと思う事、そして、被災しなかった私達が出来る範囲の支援をし、平常心で日常を紡ぎ続けていくことが、遠回りでもお役に立つことになると思ったからです。
でも、やはり私は書かずにはいられません。
衝撃を受けた、昨日の読売新聞の朝刊です。
(読売新聞転載)
ペット救助に一時帰宅…県は「立ち入らないで」
飼い主からの依頼を受け、動物愛護団体やボランティアも、ペットの救出に乗り出しているが、福島県は「避難指示区域となっている以上、絶対に立ち入らないでほしい」と呼びかけている。
「自宅に猫を置いてきてしまったんです。どうしていいのか……」
被災地でペット救助を行う動物愛護団体に、福島県浪江町から避難したという女性から涙声で電話が入った。電話を受けた男性スタッフは、飼い主の女性と待ち合わせ、車で半径20キロ圏ぎりぎりの所にある女性宅に向かい、愛猫を無事、保護した。男性スタッフは「飼い主にとって、ペットは心の支え。亡きがらになっていたとしても、この手で抱きしめたいと思う」と話す。保護された猫は、同団体が管理する県外の施設まで運ばれ、そこで面倒を見てもらうことになった。
震災以降、同団体には、一時避難の際に自宅に残してきたペットの保護を求める電話がひっきりなしにかかってくる。救助要請の件数は既に100件を超え、犬や猫など60匹以上のペットを保護した。飼い主の中には、警備の目を盗んで20キロ圏内の自宅に戻り、ペットを連れ出す飼い主もいるという。
県は3月30日、避難指示が出ている20キロ圏内について、強制的に立ち入りを制限出来る警戒区域に設定するよう、政府に求めました。ペットの餌やりに一時帰宅する人が増えている為だそうです。
どうぞ御願いです、この子達を飢え死させないで下さい。
どうぞ見捨てる前に、何かレスキューの方策を考えて下さい。
日本アニマルトラスト
阪神淡路大震災の時、いち早く被災わんこのシェルターを作り、450頭の命を救いました。
今回も空輸やトラック便で、受け入れています。
アニマルフレージュ関西
ここは私も以前伺ったことがありますが、広い敷地にたくさんのわんこが、たくさんのボランティアにお世話され、可愛がられていました。
被災わんこを受け入れています。
日本獣医師会
日本動物愛護協会
災害救援本部
長くなりました。
重い長い時間を頂いて、申し訳ありません。
おばあちゃんの部屋で、まったりくつろぐフィリオです。
どうか日本中の動物達が、皆その命を、大切に全う出来ます様に。
今日もご覧頂きまして、ありがとうございました。
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