2024年の七夕の日は、島村楽器のアンサンブルを中心とした発表会でした。
今年は、ピアノを始めて4年目になります。
昨年を振り返って、今年は、指の練習(体の使い方)とリズム練習、コード理論をしっかりやろうと、そして課題曲は、クラシックとジャズをそれぞれ1曲ずつじっくりと向き合う一年にしようと決めて、半年経ちました。
クラシックの方は、ドビュッシーのアラベスクをのんびりやることにしました。3月から1ページしか進んでない・・・・・・・。
ジャズの方は、2月に一旦仕上げた、
My favorite things
映画、サウンドオブミュージックで使われて、その後、ジョンコルトレーンがスタンダードにした、あのJR東海の「そうだ京都へ行こう」で有名な曲です。
この曲は、ジャズの教室でピアノがメインで練習していましたが、これをメインテーマは、ピアノを伴奏にして、ピアノソロをもらうという形でアレンジしたいなと思ったのでした。
2月から3月にかけて、作曲体験をさせてもらったのが、そのきっかけになったんですが、
リズム練習を発表会の場で活かす方法として、今の自分に最適だと思ったからでした。
7月7日のTanabata Salon Partyを4月の頭に、通知された時に、島村楽器の先生に相談したのでした。
先生は、基本、生徒がやりたいということに反対はされないけど、とはいえ、それを受け取る生徒が他にいるかどうかが分かりませんでしたので、お任せです。
次の週に、「見つかりましたよ。ヴァイオリンのTさんという方です。」
とあっさり。
個人的には、過去2回の同じ発表会をみて、ヴァイオリンって、音を出すだけでも大変そうだなーというレベルの人が印象的だったため、内心
大丈夫かなーと思いつつ。
どのくらいやってらっしゃる人が聞いたら、すでに12年になるという。
先生が選ばれたんで、ちょうどいいんだろうなと。
次回、楽譜を作ってきてみますのでと、そして帰ってから、早速
楽譜作成ソフトで、ヴァイオリンとピアノの楽譜を探すと、2、3つ発見したのでした。
このソフト、なかなか優秀で、サブスクのユーザが作った楽譜を公開していて、それを利用できるのです。
1ヶ月、ピアノの先生と楽譜の構成について、意見を交わして、修正してもらったり、元々のジャズピアノの先生に、意見をいただいたりして、作り上げました。
テンポ:130
5月下旬に一度、先生たちを交えての、合同練習をして、イメージをつかまえて、楽譜を修正。
6月上旬は、インドに旅行だったので、6月下旬に、Tさんと二人で、一度合同練習し、なかなか行けるんじゃないです!
という感じで、7月の直前に、再度先生を入れての合同練習で、ポイントポイントでのタイミングの合わせのコメントをもらって、出来上がったのが、以下の本番です。
三拍子の曲って、リズムを掴むのが難しいんですよね。
なので、なるべく三拍子感を掴みやすいように、
ずん・ちゃ・ちゃ
という小学生の歌の練習みたいですが、そんなリズムの楽譜を探して、編集し直してみました。
でも、後半はしっかりピアノソロがジャズ風に入って、ちょっと大人っぽく。
ヴァイオリン側の先生のコメントもなかなか良くて、ヴァイオリンのスラーを入れてこられたのは、参考になりました。
それに合わせて、ピアノ側も強弱も併せるような感じに。
2回目のテーマは、転調して明るめになる
41小節のセーニョで戻ってくる所は、最初 Bパートにいきなり戻ってくるとしていたものを、ヴァイオリンが入りやすいようにと、4小節前に変更したり、
Dのヴァイオリンの入りも、一旦切れた後だったので、入りにくそうだったこともあって、84小節の三拍子感をペダルで音を繋げる工夫が必要だったり、
一番の難関は、ritの後の117小節目に入るところ。
息を吸って、二人でヨイショって併せるようにアドバイスをもらったのでした。
この辺はピアノソロなので、気持ちよく弾かせてもらう事に。
それにしても、ヴァイオリンって、本当に難しい楽器だよなと、改めて思いました。
Tさんは、12年既にやっていらっしゃって、ヴァイオリンの先生から「Tさんのステップアップにピッタリです。」と説得されてアンサンブルを受け取ったという事でした。
ヴァイオリンは、他にも何組か出場されていましたが、確かに、Tさんがもしかしたら、一番上手と思いましたので、先生の言うことは、本当にそうだろうなと。
いい経験となり、音楽との向き合い方が、ほんのちょっぴり身近になったような気がした発表会でした。