2年前の2022年3月末に53歳で29年間の会社生活にピリオドを打ちました。

 

豊かに生きることを目標に退職を決意したわけで、

 

 

 

一番、心の安定に必須のお金の問題や社会とのつながりについては、3年前にここでも書きました。

 

 

ここに至るまで、家族との対話を通して退職を迎えたのです。

 

そして、この2年は、妻との生活と子供達との遠隔な関係性にありながら過ごしてきました。

 

妻は、妻で家にじっとしているタイプではありません。

ただ、家にいるときは、いつも沈没するタイプ。

 

朝と夜の生活スタイルも違えば、判断の優先事項が違います。

 

そのため、徐々に価値観の相違に溝ができて、広がっていきました。

 

朝日新聞のサイトでは面白いアンケートがあります。

 

 
ここの区分で行けば、私たちは、「せめぎ合い派」
 
ただ、一緒に生きていくと決めているので、それぞれのベクトルの総和は大きい方がいい。
 
妻のリクエストもあり、私の人的ネットワークに積極的に、紹介してつながってもらいました。
 
ところが、会う人会う人、どこかしら揚げ足をとる妻の考え方に徐々に嫌気がさしていく自分がいたのでした。
 
せめぎ合い派は、内向き思考になるといいことはありません。
私たちが、旅行するときは、意見の相違が生じても、目標がしっかりしているから、これ以上はないパートナー関係になりますが、日本で普段の生活をしていると、どうしても内向きになり、日頃の生活で相手の指摘をしてしまうようになりました。
 
会社員にも、何度も大げんかになり、離婚すると言っては、子どもたちが社会に出ていない状況で踏みとどまってきた経緯もありました。
 
ただ、私が退職することを決意するタイミングの7年ぐらい前に歩み寄って、改めて再構築しようと話し合っていたのでした。
 
でもでも。
 
考え方の相違に溝ができ始めると、それを埋めようと話し合いをしたところで、
 
「結局、あなたは私をそういうふうに見るわけでしょ?」
 
というふうになってしまいます。
 
先月2月のこと
 
次男が会社を辞めて、自宅に帰って税理士の勉強をし始めた頃に
私が先に寝て、眠りにつこうとした頃、
妻が、次男に対して、私の悪口をいうのがドア越しに聞こえてしまいました。
 
妻は、こどもたちに向かっては、夫の悪口を言わないと公言していたこともありましたし、
その悪口が、私の尊厳を損なう悪意を感じたので、
 
次の日の朝、起きて顔を(すでに寝室は別)合わせた際に、
 
「あなたがそこまで僕のことを嫌いになっているのであれば、別れた方がいいと思う。ここ2年、僕の人的資産はほぼ全て、あなたに提供してきたし、上の子も医者としてスタートするタイミングだし。」
 
と切り出しました。
 
続く