世の中って本当に広くて、素敵だなって。そういう人に出会うと思う。
その一人が、川口加奈さんです。
私が初めてあったのは、社会イノベーター公志園のチャレンジャーだった2015年でした。その時、若干24歳。
ざっとしたプロフィール
14歳でホームレス問題に出会い、炊き出しや「100人ワークショップ」などの活動を開始。19歳でHomedoorを設立し、シェアサイクル事業の「HUBchari」などを通じてホームレスの人々や生活保護受給者ら計160名以上に就労支援を、600名以上に生活支援を提供する。「Google インパクトチャレンジ」のグランプリ、青年版国民栄誉賞とされる日本青年会議所主催の「第31回 人間力大賞」でグランプリなどに選出。
7ヶ月のプログラムを通じて届いたメッセージは、
「安心して失敗できる社会を作りたい」
でした。
ホームレスの人たちへの支援のイメージは、臭くて、怖くて、いつも酔っ払っていて、働きもせんと・・・・・・。
まあ、”普通”、いいイメージはないですよね。
彼女は、そういう闇の中で、強く光り輝いた活動をしています。
内側からくる”明るさ”、”凛とした美しさ”、”生きるたくましさ”などをそばにいると感じることができました。
キューピー協賛の映像 3分ぐらい
貧困の連鎖を断ち、ホームレス状態からの再出発を支援する「Homedoor」(ICC FUKUOKA 2020) 15分くらい
社会問題を解決する第一歩は、”疑問をもち”、”対話(コミュニケーション)”し”行動する”。
”対話(コミュニケーション)”の大事さが、身に染みます。
この5年間、私は大阪で運営されているHomedoorに、毎月1,000円の支援をしています。
月1,000円ですが、5年も経つと、6万円。
このほど、彼女は、本を出版しました。
興味がある方は、是非読んでください。
14歳で“おっちゃん”と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」 川口加奈