太郎の通う小学校には支援学級がありません。
なので、同じ市内の大きな小学校の支援学級に通級に通っていました。

通級教室は月に1〜2回で、太郎に合わせた課題に取り組み、私も近況報告や相談をさせてもらっていました。
普通学級で感じていた違和感や難しさ、それが一切感じられない時間と空間でした。

「1年生だからこの教材を使って、こういう指導です。」ではなく、太郎の「困り感」をしっかり受け止めて、手立てを考えてくれます。
通う小学校でなかなかできなかったことが、通級でのやり方ですぐに身に付いたりしました。

就学前の教育相談では、「支援学級での少人数クラスより、お手本に囲まれた少人数クラスが理想的」と言われ、納得していたつもりでしたが…

私の中で「普通学級、辞めたい」という気持ちが抑えられなくなっていました。



この時点で、まだ1年生の1学期も終わっていないのです。