C先生が退室されると、教頭先生は私に向き直り、
「お母さん、何か困っている事は他にありませんか。」
と訊いてきました。
「C先生に対してでも、そうでなくても、C先生がいると言いにくいことはありませんか。」
「はい、あの…」
この1学期の間に私が感じていた「太郎が困っていること」について伝えました。
ノートの罫線、音読で行を追うことが難しい事、ドリルなどで視覚情報を減らす方法が必要なこと…
「C先生にも、『困っています』と伝えてはいるのですが、なかなか、先生と同じ方向を向けていると感じられず、かといって、先生のやり方に口を出すのも失礼かと、強く『こうして欲しい』と伝えられずにいました。」
「今日、C先生との根本的なズレに気付けたので、何だかスッキリして、良かったです。」
「なるほど。そうでしたか。やはり、今日は話し合えて良かったです。これからも、何かあれば、無くても、定期的に話すことが大切だと思います。」
「この小学校は少人数で、全職員と全児童、全家庭が密に関わり合うことが出来るんです。是非、学校を大きく巻き込んでください。それが出来ることがこの学校の強みだと思っています。子ども達に関することで、絶対に遠慮しないでくださいね。」
はぁぁぁぁぁ。
ありがたい。
巻き込ませて頂きます。
よろしくお願いします。