インドネシアの牛乳 | ジャカルタごはん

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2023年9月、ジャカルタに転居。
ジャカルタ生活の記録です。

インドネシア語で牛乳は「susu」といいます。
インドネシアをはじめ、東南アジアの国々では共通して乳製品が高価です。
乳牛は暑さに弱い動物で、飼育しても暑さによるストレスで乳量が少ないことが一因とも。
近年、国民の所得の増加、食事の欧米化、健康志向の高まりを背景に乳製品の需要は増しており、インドネシアにおける乳牛頭数も増加傾向にはありますが、それでも牛乳の自給率は30%を下回っています。

特にFresh Milk(インドネシア語で「susu segar」)は1L(又は950mL)で300円を超えるメーカーが多く、高価です。
そこで、UHT(Ultra High Temperature processing)Milk、いわゆるロングライフミルクが広く普及しています。

 

スーパーでは、冷蔵で売られるFresh Milkと、

 

 

常温で売られるUHT Milkとで売り場が分かれています。

 

 

UHT Milkは未開封の状態で長期に常温保存できるため、冷蔵設備の整っていないWarun(ワルン)と呼ばれる食堂や小さな売店でも使用・販売することが可能であることも利点と思われます。

 

FreshもUHTも、チョコレート味、ストロベリー味、Low Fat、Non Fatなど、種類が様々なのも特徴です。

一度間違えて、乳糖フリーの牛乳を買ってしまったことがあります…