先日コーヒーについて書きましたが、今日はお茶について。
インドネシア語でお茶は「teh」。
インドネシアは茶の産地としても有名で、中国、インド、ケニア、トルコ、スリランカ、ベトナムに次いで、生産量世界第7位です(2021年FAO)。
オランダ植民地時代の1728年に中国から持ち込まれ、ジャワ島で栽培が開始されたのが始まりと言われています。
80%以上はジャワ島で(日本でも「ジャワティー」として有名)、残りはスマトラ島で生産されており、ほとんどは紅茶に加工されます。
ただ、現在お茶の生産量は減少傾向にあるようです。
インドネシア産の紅茶は「SariWangi」というメーカーのティーバッグのものが最もポピュラーです。
さまざまなフレーバーのものも売られています。
茶葉のみだとこのように小さな紙袋に包まれて売られています。
パッケージがそれぞれ色鮮やかで、お土産にも人気のようです。
ちなみに、インドネシア料理のレストランで「teh」を頼むと、ジャスミンティーもしくはジャスミンフレーバーの紅茶(しかも甘い)がでてくることも多いとか。
ジャスミンはインドネシアの国花でもあり、とても人気の花です。