キャリアとは何なのか。

こんなはずではなかったと過去を振り返って何度も思った。

 

まず私は高卒である。

有ろう事か大学に行かなかった。

行く計画はあったのに。

 

何故そうなったのか。

まず私は高校2年の終わりから3年までオーストラリアの高校へと交換留学生として現地にいた。

何故この受験に大事なシーズンを選んだかというと、正確には選べなかった。

通常オセアニアのタームは2学期制で留学のタイミングは冬か夏。

 

もし、アメリカの高校を交換留学生として選んだなら、秋入学となり帰国も1年後の秋前となり、日本の受験シーズンを加味すればベストだった。

が・・・当時アメリカという国には全く興味がなく、なにより銃規制がない事がすごく不安で(歴史として過去に日本人留学生の銃による事件があった)アメリカは選択肢になく、オーストラリアを選んだ。

 

留学事態は紆余曲折あったし、すごく大変だったけど今思えばあの多感な時期に留学を経験しておいてよかったと思う。

大学と違ってコミュニティが小さく、留学先は田舎だったこともあり日本人ゼロ環境に鍛えられ自分の身を守るために英語を習得したといっても過言ではなく、1年で相当な英語力アップとなった。

 

日本に帰国したのは3年生の12月で且つ、現地校の単位移行が2~3月を予定していたので、受験が受けれず(なんなら留年しなければいけない可能性があった)

学校の方針で2年生に交じって3月まで授業にでなければいけなかった。

周りは就職なり受験なりを終えていた。

 

そいった事情もあって、私は帰国子女枠での編入となるか1年浪人して大学にいくかの2択に迫られ、結果として前者は現実的に間に合わないと後者の選択となった。

とはいえ、偏差値的にも行きたい大学に届いていたので、その浪人の時間を利用してバイトをはじめた。

スターバックスへの憧れを叶えた。

 

すごく忙しい店舗だったがビジネス街にあったので毎日同じ顔触れのお客様とコミュニケーションをとり、いつしか社内試験をパスしてリーダーになり、アルバイト生活を大いに謳歌していた。

 

そうこうしているうちに働く方が身になると、結局願書を出すことはなかった。

結局計3年弱務めた。

そして私は旅に出た・・・・

 

 

続く