明日食えるものは今日食うな

明日食えるものは今日食うな

本の感想、やり場のない魂の叫び

Amebaでブログを始めよう!
過去の克服―ヒトラー後のドイツ/石田 勇治

¥2,625
Amazon.co.jp


春休みに読んだ本について今頃になって書いてみる。

まずはこの本を読もうと思った理由についてですが、もともとドイツのWW2以降の政治に興味があったんですね。戦後完全に加害者の立場となりながらも復興を遂げて、EUの中心的存在になるなんて一体どんな外交したんだと。自他共に認める外交下手な国(と私は思ってる)に生まれた者としては非常に興味をそそられたわけです。

半年以上前に書いたメモを元にしてるので、事実と異なることがあったり、偏った見方になってたりする可能性があるのでそのときはご指摘いただけると幸いです。

とりあえず、気になった記述をピックアップして感じたことを書いていこうと思います。



☆分割統治中のユダヤ人資産の扱い
 連合軍(米英仏):  ナチが強奪したユダヤ人資産を返還(現物が無ければ金銭で)
 ソ連軍:         ドイツから最大限の賠償を取り立てることに重点を置いていたため、アーリア化された資産を公有化

あれ?ソ連酷くないか?
連合軍が資産を返還した理由はたぶん人道的なものだけじゃないと思うんですが、この事実だけ聞いたらとりあえず「ソ連酷い(>_<)」って思ってしまうあせる戦争終わったときはソ連もボロボロで大変だったんでしょーが・・・。



☆ニュルンベルク裁判でポーランド侵略戦争のドイツ関与だけが裁かれるのはおかしい。ソ連も侵略したではないか。

私はWW2について今まで、日本から見た知識しか持ってなかったのでこのことに結構驚きました。よく考えたらソ連って、英仏と同盟組んでたポーランド攻めたのに後に連合国側で参戦するんだよな。なんともえげつない。



☆戦後補償について
①一般の戦争被害者への補償総額はナチ不法の補償総額の7.5倍。
②国内のナチ不法被害者向けの連邦補償法は、当時の東ドイツ在住の被迫害者や外国籍の保有者で戦後西ドイツに滞在したことの無い者や、共産主義者は対象外だった。
①は戦後補償の話でよく出てきますね。ただこれって、「実はナチ不法の補償はそこまで頑張ってない」と捉えるべきなのか、「一般の戦争被害者への補償が手厚かった」と捉えるべきなのか悩みます。そもそも一般の戦争被害者の定義はどうなってるんだろう?空爆を受けて家を亡くした人とかが当てはまるんだろうか?
②はちょっとビックリ。共産主義者は対象外ってとこが。理屈は理解できるけど、「そういう時代だったんだなぁ」と思ってしまう。
戦後補償に関する話題では日本はよくドイツと比べられますが、やっぱり日本の戦後補償とドイツのナチ不法に対する補償を比べるのは無理があるのではないかと思います。よく言われることだけど。ナチ不法以外の補償がどうなってるか詳しく調べて、日本と比較してみたいです。
あと、ドイツは先の戦争における「責任」と「罪」を分けて考えてきたという話を聞いたことがあるので、そこらへんももっと詳しく知りたいです。つまり、ドイツは先の戦争における「責任」を取る立場にあると思うのですが、それに伴う「罪」の意識は国民レベルでどうなっているのかが知りたいです。



敗戦国であるドイツが普通に軍隊持ってるのを不思議に思って、どういう経緯で再軍備が進められたのか気になってたんですが、やっぱり冷戦下で再軍備せざるを得なくなったんですね。私は冷戦を直接知らないので、調べるまではピンと来なかったです。いつ戦争が始まってもおかしくない、緊張した状態というものがリアルに想像しにくい。「冷戦下のドイツってそういう状況だったのかぁー」という感じ。当時の西ドイツに再軍備に関しては反対意見もかなりあったみたいなので、今度ちゃんと調べてみたいです。

前述の通り、私は現在のドイツが普通に軍隊持ってると思ってたんですが、実はNATOに出したドイツ連邦軍に対する指揮権は首相にも国防相にもないんだとか。全然普通じゃないや。しかも戦力のうちかなりの割合をNATOに出してるって言うしなぁ。やはり未だに警戒されてるってことか・・・。再軍備はドイツのためというよりは、西側陣営のためという色合いが強かったことが窺えます。今の連邦軍は違うかもしれませんが。



☆再軍備にあたって、当時の西ドイツはドイツ人の戦犯(ドイツ刑法によって処罰されない者に限る)の恩赦を求めた。

これにも結構ビックリしたんですが、具体的にどういうことをした人が恩赦の対象になったのかがわからないのでコメントしようがない。ドイツでは戦犯となった者のうち結構な数の人が(少なくとも日本よりは)恩赦の対象となったと聞いたので、今度じっくり調べたいです。それが現在のドイツ連邦軍に影響を及ぼしているみたいな記述もどこか(別の本かも)で見たなぁ。



旧日本軍が完全に解体されたのに対し、ドイツ国防軍は現在の連邦軍に受け継がれている部分がある(上の恩赦とかの関係?)という話を聞いたことがあるのですが、現代の日本で自衛隊があんまり尊敬されたりしない原因の一つはそれなのではないかと思います。日本以外の国(少なくともまともな政治が行われている国)では軍人さんって結構尊敬される存在だと聞いたのですが、日本で大っぴらに自衛隊を賛美すると右翼のレッテルを貼られる危険性がありますよね。私は現代史や現在の世界情勢に興味持ってから、自衛隊に対して、外交手段の一つとして肯定的な意見を持つようになりました。それまでは学校でとにかく戦争はだめだ!っていうことしか教えられてこなかった(少なくとも私はそう感じた)ので、「戦争はダメ→自衛隊は制限はあるけど軍隊に近い存在→あまり良い印象を受けない」みたいな考えでした。結構こういう考えの人って多いような気がするんですが・・・。
この間友人と旅行したとき、たまたま航空自衛隊の基地の近くを歩いてたら戦闘機が空を飛んでて、それに対する友人の目がすごーく冷ややかな感じだったんです。もしかしたらその子なりの考えがあって、自衛隊に否定的な意見を持っているのかもしれないのですが、そのときは勇気がなくてそれ以上突っ込めませんでした。自衛隊に関する大多数の国民の感情ってこんな感じなのかなーと思ってしまって・・・。
何が言いたいのかというと、もうちょっと優しい目で見てくれたっていいじゃないか!ということです。

この問題に限らず、私は現代史や現在の世界情勢に関して議論する環境にないので、本やネットから情報を得て一人でぐるぐる考えてると、自分の意見がもしかしてすごく偏ってるんじゃないかと不安になります。かといって議論するほどの知識もないんですが(>_<)



だいぶ話が逸れてしまいましたが、長くなったのでとりあえず今回はここまでにします。他にも気になる記述はいくつかあったのですが、次回に回したいと思います。機会があれば(;^_^Aあー疲れたー
前回の記事から5ヶ月近く経ってるよorz
やっぱり授業始まったらブログ書くの無理やったなぁ。現在テスト期間の真っ只中ですがヤケになって来てみた。

前期は、常に課題に追われ土日はほぼ全部バイト入れたらあっという間に7月が終わってました。大学生の生活ってこんなんやったっけ?最近娯楽がニコ動しかないよ(ノ_-。) もう一回大学に行けるなら次は絶対文系を選ぼう。(文系の方を貶める意図は全くございません。むしろ憧れてます)

さっき1ヶ月ぶりくらいに家計簿つけたら3000円ほど合わへんかった(´□`。)何に使ったんやろ?やはりこまめにつけなあかんなぁ。
今月の食費が先月の倍やったことに動揺を隠しきれません((>д<))課題で疲れ果ててお弁当あんまり作れへんかったせいかなぁ。あとお菓子買いすぎだ。ストレスとお菓子代は比例関係にあることが証明されました(>_<)

同じ学科の留学生(スウェーデン人)が最近ツボです。あまりに日本に馴染んでて(笑)お辞儀しながら「どうもすみません」って言うんだ。しかも「すみません」を口にする頻度がまんま日本人(´▽`)日本に長いこといるんかなぁ?一回喋ってみたいんやけど、なかなか機会がないぜ・・・。知らない人にもバンバン話しかけられる人間になりたいものだ。

記事にしたい本はいくつかあるので、夏休みになったらもそもそ書き始めるやもしれません。読んだの春休みだけどな!とりあえずテスト勉強頑張ろう・・・(`ε´)
ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書)
¥735
Amazon.co.jp
今回は前回とは違って肩の力を抜いて読める本です。主に外国に在住してる日本人が「日本は外国の人たちにこんなふうに思われてますよー」っていうレポートを書いた本です。

外国から見た日本のイメージは「スシ・ゲイシャ・テンプラ+アニメ」ってとこだろうと勝手に思い込んでたんですが、そうでないところも多いんですね。オーストラリアに日本語を勉強している人が多いってのは知らなかった。
草の根での交流が実を結んで今日の信頼を得るようになったって話が全体的に多かったです。文化面での交流が盛んな国が多いみたい。私もなんだかんだ言って日本の文化は誇りに思ってるとこがあるので、そういう話を聞くと嬉しいな。もちろん素直に喜べないことも書いてあったけど(;^_^A 日本人女性が好きな外国人男性が多い理由の一つは、日本製のAVやポルノ漫画が海外で人気が高いことにあるっていうのはちょっと・・・あせるここに書くのはちょっと憚られる内容だったので詳しく書きませんが、海外に行ったときに男性に必要以上に優しくされても、それには裏があることもあると頭の片隅に留めておこうと思いました。日本人は断るの苦手やから余計に勘違いされることもあるんやろうなぁ。アメリカでは暴力的なポルノは摘発されてしまうため、できるだけ楽しそうに行為を行っているように見せねばならないらしく、出てくる女性も男性もニコニコ笑顔を心掛けているっていうのには笑ってしまった( ´ー`)

トルコの人たちは日本を良く思ってくれてるって話はよく聞きますが、この本にもバッチリ書いてありました。なんせタイトルが「世界で一番の片思い」ですから(´▽`)エルトゥールル号事件と、イラン・イラク戦争のときにイランに取り残された日本人をトルコが救出してくれた話は有名ですが、なんでも、トルコ建国のヒーローであるアタチュルクの士官学校時代の先生のうちの1人が、エルトゥールル号事件のときに自ら義捐金を携えてトルコに渡った日本の民間人だったんだとか。
トルコには西欧と東洋が交じり合った独特の文化があると聞いて以来、憧れがあります。是非とも学生のうちに行きたいです。

トンガといえば私はカボチャしか思い浮かばないんですが、メンタリティが日本ととても似ているらしく、「つまらないものですが」が通じるんだとか。来客があれば「むさ苦しいところですが」と言い、飲み物を差し出しながら「お口に合わないかもしれませんが」と言う民族が他にもいたなんてビックリマーク

ニュージーランドの有機農場における「日本人取扱い説明書」には、「そうなんですビックリマーク日本人ってそういう生き物なんです(´_`。)」と思ってしまった。「日本人は、自分が話を聞いているということを示すために頷いたり、イエスと言ったりすることがあるが、必ずしも理解しているわけでもない」とかね。まぁ個人差はあるだろうけど。

ドイツ人の、日本を含むあらゆる外国人への無関心ぶりにはちょっと寂しくなった汗「日本から来ました」「北京ですか?」とかね(笑)今度の夏休みにはドイツに行こうかと画策しているだけに余計にあせる若い世代はまたちょっと違うみたいですが。ドイツでも日本の漫画やアニメが人気だそうで。

日本に批判的なこと書いてあっても大抵、「しかし日本の漫画やアニメは絶大な人気を誇っています」っていうオチ(?)が待ってます。日本の漫画とアニメ凄すぎる(-^□^-)
日本とドイツ 二つの戦後思想 (光文社新書)/仲正 昌樹
¥777
Amazon.co.jp
はい、記念すべき1冊目です。この本との出会いは全くの偶然でした。WW2の戦争責任に関する本が読みたいなぁと図書館で本を物色していたところ、目に留まったのがこの本でした。この手の話題でよくある「ドイツの戦争責任に対する戦後の取り組みを評価して、それに比べて日本は・・・」という話に持っていくわけでもなく、「そもそも日本とドイツじゃ事情が・・・」とか言うのでもなく、「今為されている議論の背景にある60年間の『戦後思想』を比較した上で今の日本の戦争責任に対する態度を考えてみよう」ってのがこの本の主旨です。

私は日本の戦争責任の問題に関して詳しくなかったので、「この話題になるとリベラル左派は主にこういう主張をして、それに対し右派はこう反論して・・・」というふうに、今日本で行われている議論を限りなく中立に近い立場から分析しているのがためになりました。この話題に関する意見って大抵左右のどっちかに偏ってるから、何も知らない人間が聞いても全体が見えないんだよなぁ。

ニュルンベルクと東京での国際軍事裁判に関する話題で、超保守派の「事後法の禁止に反する」という意見について、「『実力行使で勝った者の論理の押し付けとしてできた法はインチキであり、認められない』という態度を徹底していくと、現存するほとんど全ての国の国家主権と法体系はもともと強い者たちによる既得権益保持のために作り出されたものだから、『国家』の存在を否定することになる。これは右派の人たちにとってかえって都合が悪いはず」という筆者の主張には「あぁ~なるほどなぁ。そういう見方もあるのか。」と思いました。納得してしまったのは私が法に関する知識を持たないせいだろうか。法に詳しい人ならこの意見に対してなんか反論するのかな。
私はこの本を読むまで、東京裁判に対しては否定的な意見を持ってましたが、「裁判そのものを否定することはないんじゃないか」と思うようになりました。裁判が進められる過程ではいろいろと問題もあったみたいやけど、ポジティブな結果ももたらしたことは事実やしね。

この本は章を進めるごとに思想史の話に重点が移っていきます。(いや、もともと思想史の本ですけどね)2章までは「なんかカタカナ増えてきたなぁー。でもまだなんとか。」って感じなんですが、3章以降は「ア、アドルノはてなマークハーバマスはてなマーク」「ポストモダンって何あせる」という感じで斜め読みするほかありませんでした汗センターで倫理選択したとはいえ、マルクス主義すら身近でない私にはしんどかったあせるポストモダンに至っては完璧お手上げでした(´□`。)
たぶん初心者にもわかりやすいように頑張って書いてくださってるんだろーけど私には無理だったよorz

というわけで、「戦争責任についてバイアスのかかってない知識を得たい」って人にはオススメの本です。2章までは(笑)
はじめまして、こんにちは。陸蔵です。
とりあえず最初はこのブログを始めた理由でも書いておこうかと。


私は大学で情報工学を学んでいるんですが、毎日プログラミングと回路図と微積のトリプルパンチでメッタメタになってると、無性に畑違いの本を読みたくなるんです。特に歴史関係の。授業があるときはなかなかまとまった時間がとれないんで、長期休みのときに一気にガーっと読むんですが、如何せん私の頭の容量が小さいもんで、1ヶ月経つと内容をほぼ忘れてるんですね。小説とかならそれでいいかと思うんですが、知識を得たくて本読んでるのにそれじゃぁ意味ないだろと・・・。忘れないようにどこかに内容と感想書いといたらええやんビックリマークと思った次第です。それに、アウトプットすることによって頭に刻み込まれるんじゃないかなーと微かな期待も抱きまして。要するに、

単なるメモ代わりです

じゃぁブログでやる必要ないだろとも思いますが、書いたものが形になるとちょっと楽しいんじゃないかと思ったのです。もちろん「誰かが読んでくればいいなぁー」という期待が無きにしも非ずです。


とまぁ、主な理由はこんな感じなんですが、本の感想以外も書くつもりです。好きな音楽のこととか。年々趣味がマニアックになってきて、最近じゃ誰にも共感を得られないんだよな汗要するに話し相手がいない話題をここに書く予定です。なんか自分がかなり可哀想な人に思えてきたが気にしないぞグー

長期休みの間はそれなりに書けるだろうけど、授業始まるとどーなるかなー。この1年みたいな感じなら読むことも難しそうだ。まぁ書きたいときに書けばいいよな。メモやし。

というわけで、よろしくお願いします<(__)>