年末にKazさんとのご縁あって、久しぶりに繋がった新卒の頃の先輩(60代)


かれこれ30年超の付き合いとなる


実は私が3年くらいでアメリカ本社に赴任となった数年後に転職され


ご自身も同じ街に長期出張で来られて(多分1年くらい?)


向こうでもずいぶん仲良くさせてもらって


一緒に野外コンサートに行ったり、食事をしたりした時期もあった



ご自宅に3、4年くらいに一度ご訪問するお付き合いをずっとしていた


今回は2年ぶり、つい最近会ったばかり


子宮頚がんと体癌、軽度の乳癌もあるそうです


乳癌は遠隔転移なのかもしれない(ステージ1と仰っていた)


去年夏頃に鮮血の出血があり、受診されたとのこと


本当に健康的な生活をずっとされてきて、私が訪問の時にグイグイワインを飲むのを見て


Ashley〜、君は飲み過ぎや、といつもいなされていた


娘も合いの手を入れて、そこで私の悪行を暴露、というパターンが定着笑い泣き


お子さんがいないので、いつもうちの娘を親戚のように扱ってくれて


夏休み泊まりにおいでよ!


とか誘ってくれていた


年末に駆けつけた時にはもう全摘手術からほぼ回復されて


通常の生活は送れるようだった


今回繋がって、1月から2月まで抗がん剤と放射線治療を受けるので


その後にみんなでやりたかったこと行きたい場所全部行こうよ!と言って


ヨーロッパ旅行だの外国に行けないもう1組の先輩カップルも呼んで

国内で温泉に行こうよ!とかそういう企画が進んでいた


実は私の同期で数年前に先に引退して


旅行業手配業の免許をとった子(私の親友でもある)がいて


その子が企画するという

でも私がどうしてもどうなんだろうなというのは


ビジネスライクに手配の手数料とか請求して


収入にするらしい


最初自分が添乗員で行くっていうから


まさか自分の分を私たちに請求する気なのかと思って


そこは確認した

(私)
〇〇ちゃん、今回の旅行はビジネスとして進めるつもりなの?
昨日は半分冗談かなと思って聞いてたんだけど、もちろん手配料は取ってもらってもいいけど、添乗員として参加して私たちに請求するっていうこと?正直言ってちょっとびっくりだけど。

私的な旅行として一緒に行こうっていう方が良いような気がするけど

私がこう言ったからなのか、ちょっと言い訳めいた返事が来た

(友人から)

うーん、ちょっと実際の費用を見ないとわからないんだけど一旦は計算を積み上げて(私の添乗代も) その後で、請求書外で大幅値引きしようかな(返金) と思ってる。 

一応企画旅行って形じゃないと旅行業者保険(事業者として&添乗員としても) も入れないし、旅行業務手数料ってのも決まってるから、それを使わないとあとで色々もめるんだよね。 

でも、無料でやる気はないよー。 旅行の企画と手配って相当手間がかかるし、私も主催ツアーを予めキャンセルしていく訳だから、添乗費用はともかく企画と手配の手数料は少しは貰おうと思ってる。その辺は先輩も分かってくれてると思ってるんだけどおかしいかな? 


正直やって見ないとわからない部分もあって、実際にいくら請求するかは私もまだわからない。多分みんなで数万円とかかな? 

今これ言うと先輩が遠慮して希望を言い出しにくくなるから今は貰うテイで話して、見積出す時に割り引こうと思ってる。 

(私)
ビジネス的な細かいことは分からないけど、会社の収入に計上したいっていうことは固いんだよね

(友人)
うん、事業売上には計上したいね、そして帳簿上は利益も出して税金も払う。その税金をカバーする為にも簿外でいいので手数料は一部貰いたい。

でも添乗員として参加する費用(私の旅費) は私が負担する。 ってことだね。 


この会話、まあ良心的にやるとは言ってるんだけど、ちょっとまずいところがあって…


これ以上指摘はしなかったけど、これにはのりたくないなと私は思っている


ここに書くと私が訴えられそうなので書けない

********
私も彼女も先輩には随分とお世話になった


先輩は彼女の手数料を払うことは全く気にしてない様子


もちろんビジネスですごく成功されてきた方で裕福でもあるし、残す子供もいないし


もしかしたら命に限りがありということを悟られているのかも

*******
こういうリタイア後のビジネス、3年赤字だとビジネスとはみなされなくなって税務署から廃業に追い込まれるって聞いたことがあって


彼女はきっと3週間のヨーロッパ旅行とかも視察旅行として会社の経費で落としてるんだろうなと思ってて


今回の旅行は挽回のチャンスではあるから張り切ってるんだろうなという気がする


結局もう一組のカップルがヨーロッパの方はパスするけど、近場の温泉にしない?ということになったので


私も同じようにヨーロッパはワインの講習やサークルの発表会の兼ね合いがあるということで保留にして


国内のだけ参加することにした


彼女は張り切って幾つか提案してきた

*******
私は先輩の健康問題の方が気になるし、

あとは先輩の旦那さん、ほぼ目が見えないのだ

だから買い物にも自分で行けないし、家ではスマホはなんとか


アレクサに頼っている感じ


だから家に1人にできないので先輩の通院抗がん剤治療にも同伴せざるを得ず


治療中ホテルの部屋に置いていくのも不安だからということで


病院の待合室に待機しているが


お手洗いも案内してあげないといけない状況


だから、来週からは先輩が抗がん剤治療を受ける水曜日は私が先輩と先輩の旦那さんに付き添うことになった


水曜日はガラ空きなので


抗がん剤治療今週はいいけれど、2クール目以降は体調も厳しくなり


脱毛や吐き気も厳しいと聞くので、水から金までは必要があれば差し入れしたり、


旦那さんのお世話(ご飯に連れ出してあげたり)も必要かなと思う


旦那さんも昔からよく知ってる人です、変な人では全くなく、下心もない


とにかく仲の良い夫婦で、アメリカで先輩が出張中の時2人で遊んどいてと言われて食事に行ったりもした


目が見えてた頃はよく、「AshleyさんはいつもイケメンのBFがいるんだけど、そんな美人でも気量がいいわけでもないのになんで?」とか言われて爆笑爆笑 からかわれておりました


治療の初日にどうでしたかと連絡したので



先輩からは毎日今日はこうという報告とホテルの窓からの富士山の綺麗な写真が届く


無事に治療がうまくいくことを願うばかりです

******
最後に人気ブロガーの大阪のお医者さまがお亡くなりになりました。

4人のお子さんを残してタラー


ずっと応援していて、


医療が専門ということで


様々な先端医療を駆使されて


なんとか存命できないかと祈っていましたが


2日前にお亡くなりになられました


心よりお悔やみを申し上げます


日本で遅れているワクチン接種を若い女性に強く推奨するし(娘は今接種中、私は13年ほど前に自費で接種済み)


頸がん検査だけで見つからない癌を早期発見できる検査が発明されて普及することを願います。