土曜日。娘を半日キンダーに預ける日。寝坊してしまい、手抜きの弁当を作って送り出す。
今日は、ちょっと画策していたことがある。今まで行ったことのないエリアの量販店に足を伸ばしてみること。
ところが、ちょっと予測しない事態が発生。娘を送るために、上り坂を漕いでいたら、電動アシストの自転車のペダルが異常に重い。
まるで、電動アシストがなくなったみたいな。でも本当になくなっていたら、絶対に上がれないけれども、なんとか登れたので、少しはアシストしているのか??
それとも、先週病気で筋肉を使っていなかったから、筋力の衰えでそう感じるのか??手術とかした人が2週間ベッドに寝たきりだと歩けなくなる、っていうし。
でも、平地を走ってもやっぱり重いような気がする。
しょうがなく、近所の自転車屋を回ってみる。
一軒目は11時からの営業なので、パス。二軒目は高速のガード下にある、自転車とタイヤ修理のお店だが、あまり電動自転車のことはわからない模様。
しょうがなく、一度家に帰って、販売店に電話する。
ペダルが重いんですけど、どんな原因が考えられますか。
店員が教えてくれた。こういうケースの80%は、タイヤの空気不足が原因。必ずタイヤに空気を入れてください。
そして、ふたつめに考えられるのは、昨日今日ととても気温が低くなっているので、バッテリーの電圧低下が考えられる。
どちらにしても、タイヤに空気を入れて、電池を室温に2,3日戻した後に、1週間くらい様子を見てそれでも調子が悪いなら、持ってきてください、とのこと。
この時点で11時くらいだった。娘のお迎えまで3時間。
思い切って、もともとの計画だった量販店へのショッピングツアーを実行する。小雨の降る中最寄り駅まで自転車をとばした。
運よく、乗り換えなしで目的地までいける電車に飛び乗れた。たったの10分ちょっとで到着。
目的地のショッピングセンターは、臨海地域のタワーマンションやオフィスタワーが立ち並ぶエリア。
大きなスーパーと専門店街がある。
うちの近所には量販店がないので、こういうところに来たいとずっと思っていた。
子どもの服や靴が量販店だとデパートの半額以下で買える。
広い広い店内をうろうろした。楽しいものがいっぱい。
娘と私に電子レンジ・食洗器可の汁椀を買い、娘のごはんが進むように新しい茶碗も買った。ハート柄で食べ終わるとお茶碗の底にうさぎさんが出てくる。
フライパンと卵焼き用のフライパンも買った。1年ほど前、家にある表面加工の中華なべをうちに来てもらっていた家事援助の人が鉄フライパンのように油をひいて焼いてしまったが、派遣会社に文句も言えずにそのまま使っていた。
あとは、子ども服のフロアでOshKoshの洋服と新しいスニーカーを買った。
新学期までにあずま袋というものを作るようにと園から指示があったので、それ用の布切れも買った。
加工はマジックミシンという店でオーダーメイドしてくれるらしいので、そこに園からの指示書を持っていって作ってもらうことにする。
ミシンも欲しいんだけど、やっぱり場所を取るのと、1年に1,2度使うために買うかどうかで迷ってしまう。
日本の幼稚園に行くんだったらいろいろ入園グッズ作成しないといけないから、使用頻度はあるんだろうけど。
はたから手縫いでやるというのは私の頭にはありません。へんな仕上がりになったら、使う子どもがかわいそう。
本当はあと1,2時間くらいはショッピングできそうだったけど、この辺で時間切れ。
帰りにショッピングセンター内のバーガーキングでランチ。Whopper大好き。
即効でまた電車に飛び乗り、なんとか娘のお迎えに間に合う。
いつもの優しい男の先生がいて、今日のアクティビティの説明をしてくれる。オーストラリア人かNZ人だと思うんだけど、けっこうこの先生好き。
女性のようで危険なところがないタイプ。絶対怒ったりしないんだろうな。こういう男性と付き合うとどうなんだろう。雰囲気的にはゲイかもしれないな。
その後は、教室とピアノのはしご。ピアノでは娘は今日は全然先生の言うことを聞けなかった。
「ママといっしょに弾く~」と言って私の膝にまとわりついていた。先生もおかんむりだけど、絶対に声を荒げたりはしない。
寝るまでハイパーな状態が続いた。買ってきたスカートを見せると、うれしくてうれしくてすぐ試着して、なにかひらめいたのか、おもちゃ箱をひっくり返してマイクのおもちゃを探してきて、アイドルぶりにパフォーマンスしていた。
なんかドラマチックなんだよね。
風呂に入ったときに、なんか泣いてるふりしてるから、What's the matter? と聞くと、Leave me alone, just go away!! となんかの台詞みたいに答えるから、何かしら?と思ったら、私アリエルなの、だって。なんか、なりきってて、風呂の洗い場の床で、ずっと人魚みたいにくねくねしながら、転がっていた。
10時くらいにやっと電池が切れて寝てくれた。