コーヒーには砂糖を | Islay(アイラ)のブログ

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~半径2kmの日常ブログ~
料理や音楽を中心に、半径2kmの空間で起こった日常の出来事を綴ったブログです。

 

面識のある誰かにコーヒーを入れてもらう時「お砂糖とミルクは?」と聞かれ「砂糖を」と言うと必ず「エッ?」と言われる。「てっきりブラックかと思いました」って、ミルクは入れないからブラックじゃないんだけどなあ、と言いたいけど言うと長くなるし面倒くさい奴と思われるのも嫌なので、黙って笑うことにしている。

マア、実際面倒くさい奴なのでそれはいいとして、痩せてるし甘いものを好きそうにはみられてないんだろうな。

でもね、こだわる訳ではないけど、コーヒーに砂糖を入れはじめたのは1625年、エジプトのカイロで、トルコには「コーヒーは甘くなくてはならない」という格言があって、コーヒーに砂糖を入れることが当然のことだったんだよ。

その後、ヨーロッパに伝わったので、本来はコーヒーは、はじめから砂糖を入れる飲み物として存在したようだ。

また、僕の周りではエスプレッソ・コーヒーに砂糖を入れない人が多いけど、イタリアでは砂糖を入れることでエスプレッソ・コーヒーは完成する、とまで言われている。

大量の砂糖を加え、味の変化を楽しみ、最後にカップの底に残った砂糖を食べる人もいるんだとか。要するにエスプレッソは苦いコーヒーではなく砂糖を入れることを 前提にして作られているコーヒーなんだよなあ。

と、たかが砂糖のことでここまで説明したら本当に面倒くさい奴だ。だから、黙って笑うことにしてるんだよ。

色々調べてみるとコーヒーをブラックで飲むのは日本人だけのようだ。マア、食習慣も違うし、好みも様ざまなので、つまるところ好きにすればいいのだ。だから、みかけで判断しないで欲しいなあと思う。

だって、逆に外国人が日本茶に砂糖を入れて飲むのを見たら「エッ??」と思うだろう?物にはスタンダードというのがあるんだよ。でも、それを守ろうが無視しようがそれは人それぞれだよね。

 

って、ホント面倒くさい奴。

 

 

ところで、気分を変えて、今日の夏。

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