追悼記念日の夜は嘆きの壁の前で議論するラビたちを真夜中までウォッチングし、独立記念日はベエルシバから帰ってきてベン・イェフダ通りに出かけ、帰りはコンサートを聴きながら猫をウォッチング。
開けて次の日はイスラエル博物館に行くことにした。ちゃんと開館しているか確かめてからね。
そしてこの間メモリ不足のため撮影は無し。
朝新市街に出て新鮮な果物のジュースを売っている店でキーウィのジュースを頼んでイスラエル博物館行のバスを通りがかりの大学生に尋ねたら、ガイドブックの情報がおかしいという。
「この地図誰が書いたんだ?!」
と言わんばかりに驚いている。(この地図、ダマスカスゲートで10シェケル(300円)で買ったのに・・・。)
彼はヘブライ大学に通う学生で、毎日利用しているバスがあるという・・・。
この学生と同じ超正統派の格好をしたお爺さんも来て「7番のバスだよ」と言っていたが、教えてもらった番号が周りのバス停の看板に存在しない。
方向違いのバスもあるが、番号は一致していてもパレスチナ方向に行くバスだ。
線路沿いに歩いていると、いきなり傍らの生地店から汚水がバシャっと掃きだされ、危うく足にかかるところだった、通りすがりにちょっと覗いてみると、下水管が破裂したらしく、綺麗な床に何やら悪臭漂う黒い水があふれている。
うわー 大変そう**;
むむーこの国の人たちは皆アスペか、などと失礼なことを考えながらバス通りをうろうろしたが、ついに見つけた。あった!このバスだ!7番とか66番が博物館方面に行くバスらしい。(イスラエル博物館は、ヘブライ大学の敷地内にあります。)
無事に乗り込み、乾燥した道路を走っていくが、途中殆んど建物らしき物はない。
ここで車がエンコしたら、行き倒れて、干からびそう・・・。
しかし道端に植えられた花々はたっぷり水が行き届いているのか、すごく元気だ。強い日差しにきらめいて、同じ種でも日本の花よりも色が濃くて鮮やかに咲いている。
大学の敷地内の、大きなメノラーのそばで降りると、我々は博物館に向かって歩き出した。
エルサレムの文化施設の中では、このイスラエル博物館が一番カッコよい建物だとガイドブックに書いてあった。なるほど、清潔なライムストーンと硝子の建材が至る所に使われていて、輝いている。
通路の側溝もガラスのタイルが底に使われていて、汚水ではなく透明な水が流れている。
黙示録の新しい天と地と新しいエルサレムみたいに、「ガラスのように透き通った純金」をイメージしてデザインされているのだろうか。
そしてそこら中に植えられている香しいローズマリーとラヴェンダー!
歩きに疲れて敷石に座りロ-ズマリ-の芽を指でつまんでくんくんと匂いを嗅ぐと、爽やかな芳香で旅の疲れが癒されます。深呼吸して、また行動する意欲が湧いてきます。
わたしたちは館内をくるっと見て周ると、カフェで食事をとることにしました。
先ずお会計のカウンターに行って注文取るんですが、その時は二列になって客が並んでいてカウンター内には一人の若い職員が交互に注文を取っていました。
アラブ風の髭を生やした、今ではもうすっかりおなじみになったイスラエリイケメンです。
しかしなあんと!この青年、私の順番が来ると私を抜かしてとなりの列の白人男性の注文を先に取ったのです!
オイ髭!てめえ今一体何世紀だと思っていやがるんだ?てめえの頭脳も博物館の所蔵物かよ????日中堂々と人種差別やらかしやがって・・・
まったく、中東人種と言うものは白人を第一に扱って東洋人は下に置かなければ、前世紀の遺物である階級を引っ張り出して従わなければ、気が済まないんだろうか?あんただって有色人種だろうがよォ・・・。
私の頭には悪夢のように昨夜までのチャイニーズ連呼の光景が蘇ります。
が、しかし!さらにここで信じられないことが!
私の隣の列の、斜め後ろにいた大柄な白人男性が、「彼女のほうが先でしょう」と訂正してくれたのです。
ああああなんという天使!彼はスウェーデン人やデンマーク人のような北欧の人に見えました。
こう、のんびりしていて上品で鷹揚で礼儀正しい北欧人は、刺々した欧米人とは雰囲気が違います。
彼らは本当に親切です。
私は感激して二度お礼を述べながら席を確保しに行きました。
さすが、博物館に来るような人たちは人種が違うわwwwwww
謙虚で、高潔なんだよねえ・・・。
本当に育ちのいい人、というのはこういう人たちの事を言うのよ・・・。
取りあえずランチは、鮭の切り身がドーンと乗った、サーモンサラダにしました。
<二回目で覚えた注文の取り方>
まず、カウンターで注文と名前を聞かれるので答えます。
名前は注文の料理が出来上がってから呼ばれるために必要です。
でも、私は自分の名前が呼ばれるのは学生で出席取るとき以来だったので、自分の名前が呼ばれた時に思い切り
「イエ~ス!」
と答えて、例の髭の青年にちょっと呆れたまなざしを投げかけられて、ちと気恥ずかしい思いをしました。
だけど、外国人にとっては、注文の取り方も何もかも、自国とは違うんだよ。初めての観光なんだから、大目に見ろよ!!
ホントしょっぱいわ・・・。
いや、サーモンは美味しかったですけれども。
ここで私たちは食事中に、こちらを窺う一人の男に気が付いた。
こちらからさりげなく距離を取り、私たちの姿が常に視界に入るような位置に座っている。
東洋人が珍しいとか?
そのくせ話しかけてこないし、あからさまにこちらを見てこない。
わたしは食後のオーガニックティーを啜りながらノートPCを開いていたのだが、まだ若い30代くらいの小柄な男は、暑いというのにテラス席のほうへ移り、またさりげなくこちらを見ている。
なんだ??? 私が昨夜投稿した「日以関係を新しくする驚異的な事実が見つかった」の内容が気になってこっちを窺ってるんじゃないよねえ?
あんた政府の関係者か何かなの?ん?
もう出ようという主人の言葉に従って、死海写本が治められている展示場に行く前に、大きなアハヴァ(ヘブライ語で愛の意)のモニュメントへ向かう。
エルサレムのジオラマ模型 ジオラマを見つめるイスラエル国民と観光客
ここで記念撮影をしたあと、玉ねぎのような屋根を持つ死海文書展示場へ。
展示場内は広くて涼しくて外壁もライムストーン造りでお金をかけている感じです。
説明文は細かい英語で書いておりよく分からなかったですが、主人は古文書の切れ端に当時のヘブライ語の聖書の一節を見つけては喜んでいました。
学生らしい一団が教授らしい壮年の男性に率いられて奥に入っていきます。
最後の晩餐の部屋でもそうでしたが、キリスト教徒らしい一団も熱心に遺物を眺めています。
もっと見ていたかったのですが、この日はシャバットで早く帰って支度をしないと、イスラエル中の経済活動が休みに入り、あらゆる交通機関も止まりお店も閉じてしまうので、エルサレムに帰れなくなる可能性もあるので、🚻に行き水分補給をして帰ることにしました。
トイレはすぐに見つかったのですが
何とトイレ前にある自動販売機の調子がおかしくて、水が買えません。
お金を入れても水が出てこず、その代わり入れたコインが両替されて戻ってくるという怪現象が
何度繰り返しいれても、なぜか両替されて、戻ってきますが、商品の水は出てきません。
「え?え?どゆこと!?」「なにこれ」「シャバットは日没からなのに・・・!」「なにこれ高機能障害⁈自販機がアスペだよ!」
とパニクッている私たちの隣に大人しい初老の男性が座って自販機を見つめています。
まだ3時だけど自販機だけ早めにシャバットモードになったに違いないと言って、あきらめてそこを去ることにしました。
帰りは売店のお姉さんに帰りのバス停を教えてもらい、メノラーの前で記念写真を撮り、バスを待ちます。
しかし本当にこの辺りは砂漠地帯と言うか、空気がカラカラに乾燥しているので、のどが渇いてしんどかったです。水・・・水・・・といいながら路肩を見ると、瑞々しい日日草やパンジーなどの花が元気良く咲いてます。植物は良いなあ・・・。そうこうしているうちにバスが来たので今度は70番に乗って旧市街まで帰ります。
途中はバスセンターからは歩いて旧市街まで帰り、暮れなずむエルサレムの都市を楽しみながら帰りました。
実はこの時、まだエルサレムに来て3日目だというのに早や路銀が尽き、カードで買い物をしました。
街はすでにシャバットの準備に入る住民たちでごった返していました。大きな警察犬?軍用犬を釣れた屈強な警官?兵士が店の前でパトロールしていますが、私が頭を撫でようと手を出すといかめしい顔をしてグイッと犬の鎖を引っ張ります。彼らも食料を買わなくてはいけません。大きなジャーマンシェパードは大人しく店の前でちょこんとしゃがんでいますが、そこに園児らしき子供の一団が通りかかり、しっぽを踏まれないかとひやひやしながら見ていると、主人が犬を店内に避難させ、はしゃぐ子供たちの一団が通り抜けました。
ベン・イェフダ通りの裏の道を行くと、ようやくカードが使えそうなお店があったので、そこでトルティーヤとハムと魚の塩漬けとサラダとオリーブオイルと洗濯用の石鹸を買いました。
主人はタオルを探していたのですが、どこにも売ってなく、その時は仕方なくイスラエルの柔らかい大きな布巾(雑巾?)を購入し、洗濯洗剤もないので食器洗いと共用のレモンの香りのする石鹸を買いました。
お菓子コーナーにはなぜか、日本のおかきが売っていました。なぜこんなところに・・・と思ったのですが、このイスラエルせんべいをお土産にすることにしましたw
「お菓子よりもオリーブが食べたいよね」と私が真っ先に手に取った鷹のマークのビールとオリーブのパックをかごに入れると、なぜか店員さんがにっこりしていました。日本語分かるんじゃないよね???
私達がレジに行くと、顔見知りらしい客の相手をしていた店員が計算をしてくれたんですが、その時前のお客さんが持っていくのを忘れたジュースのビンを私たちの買い物袋に入れようとしたので、「それ私たちのじゃありません」と注意を促すと、ありがとう、と言ってそのあと主人がおつりがないように小銭までぴったり渡したら、どうもありがとう、とすごく感謝されました。
このお店のお兄さんも、シャバット前の忙しさでパニックになってるのね。続きます。





