子供の頃見たピーナツのアニメで初めてハロウィンのお祭りの事を知った私ですが、後日談がありまして…

当時中学生だった私は白泉社の『花とゆめ』という少女雑誌を購読しておりました。

その中にやたら個性的な、一種独特な雰囲気を持った横浜在住の山田ミネコという作家さんの漫画にハマりまして。
作品タイトルは「ハイ ホルボーン」だったかな。
そう、かの有名な「最終戦争伝説」シリーズですね。
その傍話の「ダグラス君ストーリー」は英国の新進気鋭バンドのメンバーが英国の片田舎に行き、そこで怪事件に巻き込まれる、というストーリーで、舞台はイギリス、季節はハロウィン。ワルプルギスの夜でハロウィンもたけなわ、ブロッケン山から飛んできた魔女やら妖魔やらとどんちゃん騒ぎを繰り広げ…参考「ドイツ・ハルツ山地、魔女と悪魔の祭典『ヴァルプルギス』 - ヨーロッパ旅行情報 @euro_tour」http://ceron.jp/url/euro.typepad.jp/blog/2014/01/walpurgis_harz.html
を表現したコマの中で、山田漫画おなじみの不気味で可愛いモンスターが描かれていたんです。初出演かな?

私が読んだ作品は、スランプに陥った主人公がちょっと田舎で休息をとることになって、片田舎のバーでちょっと不思議な可愛い女の子と知り合いになって恋に落ちるが実はそのバーは異次元の空間と繋がっていた…という話。

主人公のダグラスはある雨の日にロンドン郊外にあるある店に長靴をはいた男が入っていくのを目撃したのですが…?
その後スランプに悩んだ彼はその店に入り、店の可愛い女の子と恋に落ちます。そして彼はそこで見覚えのある長靴の片方を見つけます。
おりしも時はハロウィン週間でモンスターがたむろするのを見た主人公は自分が発狂したのかと悩むのですが…
(鬼や天人の他風風とか鯤とか人魚とかツタータ=木人とかセサミストリートに出てくるぬいぐるみみたいなデザイン)主人公を問い詰める苛め役の登場人物や息を詰めてお話の行方を見守る読者にとって絶妙のタイミングドドバっと出てくるこの化け物キャラたちは正にギャグでしてw

結局主人公のダグは魔の手から助かるのですが、行方不明になっていたレインコートの男が片方だけ長靴を履いたからからに干からびた死体となってクロゼットから見つかった次の日、バーは妖魔によって予め仕掛けられていた爆弾で爆発し、恋に落ちた女の子とも離れ離れ。
でもその時中学生だった私にはハロウィンってこんな愉快なお祭りなんだ!ということが刷り込まれ、やがて世界の神話伝説マニアに。

私にとってハロウィンとともに懐かしく思い出す作家が、実はこの山田ミネコ先生なのです。

そして世にも魅力的な妖魔「デーヴァダッタ」との運命的な出会いも…

「壁を通り抜けるのって角砂糖がお茶に溶けるようなものよ」