これからの暑い時期、キャンピングカーライフでは
冷たく冷えた食べ物や飲み物が欲しいですね。
この夏、冷蔵庫の原理をもう一度理解しておきませんか。
「冷蔵庫をもっと冷えるようにしたい」と、感じている
キャンピングカーオーナーは必見です。
キャンピングカーに装備される冷蔵庫は
大きく分けて2種類ありますね。
家庭の冷蔵庫と同じコンプレッサーが入った1WAY冷蔵庫
そして、冷媒を使用した熱吸収式の3WAY冷蔵庫です。
1WAY、3WAYとありますが、
これは、冷蔵庫を稼動させる
パワーの種類を指しています。
1WAY冷蔵庫は、サブバッテリーの直流12Vを使用。
一方、3WAY冷蔵庫は直流12V、交流100V、
そしてガスの３種類の中から選択できるものです。
少数派ですが、直流12Vと交流100Vで稼動する2WAY冷蔵庫もありますね。
さて、1WAY冷蔵庫の特徴ですが、
長所としては、
・冷却能力：よく冷える。すぐに冷える
となります。
一方、短所としては、
・直流12Vで駆動する為、サブバッテリーの容量の消費が大きい。
・家庭用の冷蔵庫のようにコンプレッサーが動作するので、動作音と振動がする
1WAY冷蔵庫のご使用の方は、冷えないことよりも、
サブバッテリー等の電気容量が気になる方多いのではと思われます。
そこで、キャンピングカーの冷蔵庫を
効率的に冷やす方法としては
一般の冷蔵庫と同様ですが
・熱いものはさましてから
・食品を詰め込みすぎない
・開閉を素早く、回数少なく、しっかり閉める
等が省エネルギーに繋がります。
次に、3way冷蔵庫の長所・短所としては、
長所：
・ガスで冷却可能なため、サブバッテリーに負担をかけない
・稼動部が無いので冷却中はまったく音がしない
短所：
・夏は冷えづらい
・冷え始めるまでに時間が掛かる
ということでしょう。
3way冷蔵庫の冷却効率を高めるためには、
冷蔵庫背面の空気の流れを良くすることが対策の一つです。
背面の埃等を掃除したり、背面のスペースを清掃/広げることで
3WAY冷蔵庫の背面の熱が効率的に排気されるようにする事が挙げられます。
また、3WAY冷蔵庫に全て頼らず、冷やす食品のレベルによって
小型クーラーボックス等を補助的に使い分けることもお試し下さい。
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