キャロゾット20200602「日米中蜜月」

材料

ニンジン適量

トマト八分の一

果実類適量

冷凍かき揚げ天適量

チキンナゲット適量

浅漬け適量

麻婆豆腐適量

こしょう適量

みそ汁100㏄

ケチャップ適量

はちみつ適量

オプション 牛乳適量

 

仕込み

①    ニンジンを徹底的にみじん切りにして水に浸ける。この水は水切りの後もとっておいて適宜使用する。

②    トマト+果実の下ごしらえ

トマトは八分の一。この仕込みの段階で切れ込みを入れ、できればこの段階である程度潰しておく。

柑橘類は同じく切れ込みを入れ、できればこの段階である程度潰しておく。

リンゴはリンゴおろしにする。③冷凍かき揚げ天とチキンナゲットを細かく刻んで電子レンジで一分ほど加熱する。こうして出た脂を本チャンの最初にフライパンに塗ると、別途に油を敷く必要がない。

 

本チャン

①    冷凍かき揚げ天とチキンナゲットでフライパンに油を敷く。即ち日米一体で火に油を注ぐという点が重要である(この料理の場合についてです)。このとき、ニンジンを浸けておいた水も若干量敷く。

②    ニンジン投入。こしょうとケチャップで炒め、フライパンに蓋をして15~30秒ほど蒸す。

③    トマト+果実投入。潰す~潰す~混ぜる~混ぜる~。このように日米の口火から加熱が欧州を牽引する(あくまでこの料理の場合についてです)。

④    みそ汁投入。混ぜる~混ぜる~。日本の一般国民を引き込むのは既成事実による下地が整ったこの段階からである、なぜならば外交は形を変えた戦争であるから民間人の意見を積極的に取り入れることはナンセンスである、これを「素人が創作料理でよく犯す誤り」と言う(この料理の場合についてですからね?)。

⑤    麻婆豆腐投入。ここで活動の制約環境下に中国を包囲し包摂する、つまり世界に中国を取り込むのであるが、その実態は日米に共産中国を取り込み日米化するということでなければ、後々に禍根を残す。以下はそのための処置である。すなわち五星紅旗の赤唐辛子で辛すぎて食べられないということがないように麻婆豆腐の味を下記の処置によってまろやか、かつ万国受けするクール和食化するのである(ね?料理の話でしょ?)混ぜる~混ぜる~。

⑥    ケチャップ適量追加。混ぜる~混ぜる~。

⑦    はちみつ投入。ここにおいてはちみつの強力な甘さが、それまで他のすべての味を威圧的な専制支配下に置いていた麻婆豆腐の辛さを包み込み、はちみつを頂点にすべての味が秩序正しくタテ社会の上下関係を成す超越的立憲君主制ピラミッド即ち「日米八紘一宇世界」が成立する(この料理を言い換えればです)。

⑧    浅漬け投入。ここで日本が存在感を示すことを忘れてはならない。これについて画竜点睛を欠いたのが、戦後日本の外交下手と言われる所以である(この料理のポイントを難解な比喩で表現してみました)

⑨    場合によっては牛乳、もしくは(ニンジンを浸けた)水を加える。

 

 

火加減

強火2分、弱火15分、強火2分。

火を止めてフライパンに蓋をして1~2分蒸す。

完成品