先週弦を張り替えました。

その後、お泊まり出張1回、日帰り出張1回で、平日はほとんどギターを弾きませんでした。

最近、出張の後は、多少疲れが出ます。それやこれらでカゼ(咳と熱とのど)をひきました。実は、今日はかなりつらい。


●ギターの張り替え

ギターの弦の寿命は短く、はかない。

特に低音の弦は、あっという間(すこし大げさですが)にへたってしまいます。

それで、頻繁に張り替える必要があるのですが、私の場合、無精さもあって2ヶ月に1回程度です(せめて、1回/月は張り替えたいが・・・)。


●音が安定するとき、晴れ渡った青い空

ギターの弦を張り替えると、ご承知のように音が安定せず、弾く先から狂ってきます。何回も調弦を繰り返すことになるのですが、私の場合、平日は忙しくてほとんどギターを弾かないので、安定するまで1週間かかります。弦が安定したときの気分がもっとも楽しい。

弦が伸びきってしまうと、張りがなくなり音の立ち上がりが鈍くなり、伸びが無くなります。一言で言うと、芯がない音になります。これは低音弦のほうが高音より早い。そのような後に弦を張り替えると、長い、寒い天気(今週の天気と同じです)が、一気に晴れて木々も緑に輝き、雲一つ無く青い空が見えるような・・・気分になります。

そのようなときに弾くギターは、また、格別です。


●ギター教室(又は部室)のギターの弦

ギター教室に備えているギターの弦はどの程度の頻度で交換しているのだろう・・・。交換したことがない・・という、切れたら交換するという・・・、気が遠くなるような恐ろしいところもあるようだ。潔癖性の女性なら、まずさわらないでしょう。だから、まともに練習の成果を出そうと思うと、自分のギターを持参するほかなくなります。

そうそう、遙か昔、大学のギタークラブにいたとき、部室のギターはどうだったろう。私も忘れてしまったのだと思いますが、張り替えた記憶がありません。張り替えているのを見たこともありません。たぶん、切れなければ1年でも・・・。考えるのがつらいです。

そのような状態になると、もうギターとは言わないような・・・。もちろん、最近のクラブでは、ギターはとても大事に扱っていて、弦もそこそこには張り替えていると思います。


●貧乏なときがあって、初めてお金のありがたさが判る

これは、真実ですが、ギターの弦の話です。

弦の張り替えの1週間の前後の音のコントラストはすごいです。3億円の宝くじとは行きませんが、私の場合は100万円の宝くじを当てた気分です。


●「パブロ・カザルス-鳥の歌」を読みました。

こういう本があることが分り、秋葉原のヨドバシカメラの上の本屋さんで買って、昨日の日帰り出張の行き返りで読みました。その感想は、後程・・・。