SAA コルトシングルアクションの357マグナム仕様って聞くと
デカいフロントサイトとリアサイトのイメージがあります。
ハドソンから出ていたタイプですね。
ところが1935年から、何と1stのSAAと全く同じスタイルのままで357マグナム仕様が存在します。
まあ、みなさんご存知だと思いますが、僕にとってはとても新鮮でして・・・驚きなんです。普通のSAA外観で357マグナムが製造されていたって・・・
SAAのファーストモデルは、1873年から1940年までの製造を指します。
その長期に渡る中で、1935年に357マグナム仕様が発売されるのです。
今回は1939年モデルの357仕様 しかも刻印以外に見分けるポイント無しですよ、
本体はオリジナル357マグナム仕様の1939年もの
ちょっと気になるのが、ハンマー上部の位置がセフティーコックに見えますが、トリガーは、それほど前倒れしていません。
グリップはオリジナルではなく交換されています。
357の証 なんか不思議なんだな~ 1stでこれがあったとは・・・
バレル上部アドレスは2ライン これは4.75インチでは普通
5.5インチ以上になると1ラインになります。
フレームパテントは、4段階の最終版2ライン3デイズ(1890年から最終の1940年)
無理やり叩き付けたスタンプ刻印の様に見えます。
このころになるとトリガーガードの方にはシリアルナンバーが付かなくなります。
何年からか、いずれ調べます。
こっちは別の357仕様 グリップもオリジナルぽいです。
これがセフティーコックの位置に感じるのですが、トリガーも理想の位置だし、そうなると最初の銃のハンマーのコッキングノッチが擦り減っているから?
言わずもがな、ハドソンはこの辺を勘違いしたのかトリガーのポジションが変なのです。僕のハドソンSAAは多分10丁以上ありますが、この位置が嫌で殆どのトリガーを交換しました。
ハドソンのトリガーガードの形状は好きになれないのですが、
簡単な仕上げで古臭く、リアルになります。
これはトリガーがノーマルの状態 前に出過ぎでしょ?
下手なケースハードン仕上げでレプリカっぽく仕上げるより、西部開拓時代を生き残った雰囲気が好きです。これがハドソンの魅力なんですよね~
他にも再現性が優れているところも多く、ランパントを除いてハドソンびいきな自分です。