クリントイーストウッドの『許されざる者』

もう32年前の作品なんですね。

HWSがこのモデルガンを出すと聞いて、やるな~って思いました。まだ手にしたことはありません。

こっちは海外画像の実銃 HWSでは『スタール』と記入してありますが、正しくは『スターM1858』で良いそうです。

 

このスターのシングルアクションモデルバージョンは書類付き銃を持っている人に見せてもらったことがあります。

スターのシングルアクション スター1863

 

映画の中ではダーティーハリーを思わせる

こんなシーンもありますが、町に入ると直ぐに捕まり、スターは没収されるため

活躍はしません。

 

名優リチャードハリスもチョイ役で終わります。銃はイマイチ映りません。

 

なんちゃってハリウッドレミントン  なんちゃってヘンリーライフル

なんちゃってレミントン 俗名ハリウッドレミントン(映画のためにSAAを改良してレミントンに似せたもの)

フレーム上部先端加工はレミントンらしき加工がされ よりレミントンらしく良くできています。ただ銃身が丸いのでこの角度からもバレちゃいますね。レミントンは8角バレルですから

その後ろのなんちゃってヘンリーライフルは、フロントストックを付けないことでヘンリーに見せかけていますがバレルとマガジンチューブの連結金具が見えてしまっていますので、イエローボーイの改良品と分かります。『続夕陽のガンマン』でもイーストウッドがスコープ付きで使用していました。

 

ただ、ここまで時代背景に拘って? 偽ヘンリーライフルを映し、1873年より前を描きたいのかと思いきや 話が進むと『11年前に最後に人を殺した』とか、1870年に保安官を殺したとか出てくるので、時代背景は少なくとも1881年以降だと分かっちゃうんですよ、だからあえて古い銃に見せる必要がないと感じてしまいますが・・・

 

ジーンハックマン 冷徹頑固な保安官役 町のため?行き過ぎた独裁者

実際にこんな人いたらしい

 

クイックマイクは、スコフィールド  粋がっているが人を殺したことはない

 

ジーンハックマンに押収されたイーストウッドのスター1858

 

モーガンフリーマンから押収したスペンサーライフル

スペンサーはチューブにカートリッジを7発入れストックの後ろからチャージする

短いカートリッジバージョンなら13発チューブもありました。

 

このセリフから11年足すことで、1881年以降の話となるのです。

そうなると、久しぶりに引っ張り出したスター1858は、もっと状態が良くて綺麗じゃないと・・・現代の古式銃並みに貫禄があり過ぎで・・・

 

 

 

この映画の主役3人イーストウッド、モーガンなどは本来悪人で、特にイーストウッド役のウィリアム・マニーは、女・子供でも平気で殺してきた極悪人役ですが、何故か良いおじいちゃんとして描かれています。

 

5年に1度 見たくなるウエスタンですね~