古式銃だけではなく、GUNマニアなら誰しも憧れるケースハーデニング(と発音が正しいのか?)と思いましたら『ケースハードゥン』が正しい発音でした。

見よう見まねで、失敗したり、なんか不自然な模様で満足したりするのは、僕だけではないでしょ~?

 

ご存じのように

モデルガンとは異なり、実銃の世界では表面を硬化する作業で低酸素鉄や低酸素鋼の表面のみに炭素を導入するプロセスの事です。

炭素含有量が約 0.2% 未満の鋼鉄に硬い表皮を生成するには、粉末木炭や炭化水素ガスなどの炭素が豊富な物質の存在下で鋼を加熱することによって表面に炭素を導入できます。これにより、炭素が内部に拡散します。 鋼鉄の表面、この高炭素層の深さは暴露時間によって異なりますが、0.5 mm が一般的な硬化深さです。 これが完了したら、鋼を加熱して焼き入れして、この高炭素の「肌」を硬化する必要があります。 この肌の下では、炭素含有量が低いため、スチールコアは柔らかいままです。

要は、中は柔らかい鉄で、表面は硬度の高い鉄にすることなんですね。

実際、本物のウインチェスターのバットストックを外して、フレームのバットストックに差し込む出っ張りの鉄部分は、手で簡単に曲がるくらい柔らかい鉄でした。

 

このことを考えながらケースハードゥンの作業をモデルガンに行えば

もう少しリアルな模様に作れると思います。

これはウインチェスターM1873ではなく、さらにパワーアップしたM1876です。

金額も破格の1725万円 

この本物のケースハードゥンを見ると、雲のように幻想的なカラーです。

 

僕にはまだまだ修行が・・・