アメリカで売られているMP40について・・・
日本ではシュマイサーMP40として知られていますが、実際にはシュマイサー氏は関係していないのでただのMP40(Maschinenpistole 40)が正式名です。
MP18を設計したのがヒューゴ・シュマイサー氏ですが、
MP18 ドラムマガジンはルガーP08と共用です。初期と後期の2種あります。
MP40を設計したのはハインリヒ フォルマー氏になります。となると、フォルマーMP40が正式名???
設計・製造はエルマ・ベルケ社 エルマと聞くとエルマルガーを想像して、なんとなく格下メーカーのイメージを持ってしまいますが、そんなことはありません。
製造は3社あり、エルマ社(Erma Werke)・ヘーネル社(Haenel)・オーストリアのステア社(Steyr-Mannlicher)になります。100万丁以上製造されます。
MP40・・・『コンバット!』で、あの『ゴットファーザ』の長男役のジェームス・カーンがドイツ兵でMP40を持っていましたね。
バリエーションも多少ありますが、今回のは最も標準的な形状ですので、1番人気タイプですね。やはり本物の刻印にシビレます。
自分が無可動に嵌ったのも、やはり刻印と質感が唯一無二なんですよね。製造年と工場から同じ番号は存在しませんから興奮します。(バカでしょ~
屋内保存じゃ錆びないし、亜鉛の様な崩壊もないし、床に落としても平気だし・・・
それが本来の軍用銃ですもんね。
コッキングノブのセフティ(差し込んで固定する)機能はMGCは再現していませんでした。実銃も落とした時の暴発がきっかけで採用するようになります。それまではカタカナのノ字型でした。
MP40の前期型のもノ字型ノブは存在し、MP38でも新型に交換されたものも多く存在します。その場合セフティーが掛かりやすいように前進した状態でレールの前方に拡大穴が付けられています。上記の画像でも分かります。
MP38の安全ノブに変更されたもの MP40のボルトとフレーム加工
こっちが、完全オリジナルのMP38 ノブの上に加工されていないでしょ?
自分が生涯で最後に手に入れたいのが、MP38でした。それもノ字ノブで後加工の加工されていない完全オリジナルものを・・・夢だな~100万近いですから
MP40に基
マジで綺麗、戦場では未使用なんだろうな~
ただし、32連ダブルカラムマガジンはタイト過ぎて汚れなどで詰まり易く、またマガジン自身を持って射撃すると微妙な前後の傾きで装弾不良が起こることが起きる為、軍用マニュアルには、マガジンを持たずにマガジンハウジングを持つようになっています。またレストバー(バレルの下)を持って射撃すると火傷する恐れがあることも書いています。まあ、その通りですが・・・
綺麗すぎると思いきや、リブルーされちゃっていました。それでも高額
1968年製造のMGCのMP40の再現性が・・・流石MGCは凄いね!
この実銃MP40は430万円だって、フルオートライセンス付きだから値が張るのです。
全てのパーツにシリアルナンバーが付いています。
WaA254コード fxoコード 42は1942年物という意味です。
MP40は何丁か持っているのですが、ステア社のMP40でコード660のオールナンバーマッチを持っていたのですが・・・
後悔しています。これは手放さなければよかったと・・・
MP40のお話でした~