1980年代
アメ車とハーレーに嵌り
雑誌を見ては想像だけでも楽しい年頃
当時良く見ていた雑誌は『くるまにあ』
フェラーリや古いハネベンツ等ヨーロッパ車もバラエティーに掲載されて
車を知るには丁度良いバイブルでした。
当時、夜の銀座1丁目から4丁目の飲み屋街の路上の3台に1台は高級車で
ランボルギーニやフェラーリなど、普通に見れたんです。
今と違って外車の多かったこと・・・多分カバ男さんならご存知でしょう。
そんな中、手頃なアメ車の代表としてフォードマスタングがありました。
埼玉の『アポロ』っ~アメ車屋では、ボロいマスタングがゴロゴロ置いてあり
超高級なシェルビーマスタングも2台もあったりして
裏では2個1の様なボロマスタングも作られ
100万円台で売られていましたね~
ドアの隙間から雨が入るからテープで塞がれていて
内装のジュータンも剥がされて・・・
そんなのが通じる?車屋でした(笑
マスタングって、日本車に近いサイズだったから好きなんです。
と言っても好きなアメ車は多過ぎて・・・
最もポピュラーな1968年マスタング
カスタムされたGT500?
1969年になると、僅かに幅も広がり1番人気に
70年になると外側だったヘッドライトが内側に変更されます。
まだ3速のトランスミッション時代だと
100kmも出すと、エンジン音は『ドコドコ』感はなくなり
『ゴーン』と詰まらない爆音になるんです。
オリジナルに拘るとそれまでなんですが
チューニングするとなるとトランスミッションを交換するしかありません。
3速ギアのギヤを増やしてオーバードライブ化とする訳です。
そうすれば、100km走行でも1000回転ちょっとで音を楽しめます。
小さいスモールブロックエンジンでも5000cc近いですから
日本に来る外車って、湿気対策が難しいから貴重な車であっても
早死にします。みんな廃車されちゃうんですよ
思っている以上に車を大事しません日本人は・・・
1930年~1960年頃の車の現存率は極々少数でしょ?
メキシコでもショーカー並みの車は、大事に保管されて結構残っているのに
ショーカー車って、雨に濡らさない様に大事にしていて、
もし雨がかかると40時間以上かけて綺麗にするって知らない人も多いと思います。
それだけピカピカに保存するのって、面倒なんです。
当然、僕にもできませんから
旧車に乗らず、現代車に最高のサウンドシステムでカッ飛ぶ方が
自分に合っていると思いました。
69年のマスタングは憧れですね~
続く・・・