マルシンのM39とMGCのM39を比較すると

マルシンは、ショートリコイル(偽)とマガジンセフティーなど

魅力満載ですね。

 

ところがM59となるとMGCしかありません。

昔、M59をショートリコイル化したものがヤフオクに出品されていまして

落札は出来ませんでしたが、その画像を見た時にバレルの加工を理解し

真似をしたくて加工したことがあります。

 

そして今回ヤフオクに

MGCのM59にマルシンのM39のスライド1式を乗せ換えた物が

出品されていたので、どうしても中身を知りたくて落札しました。

過去に色々弄っていた経験上

MGCとマルシンのバルルの交換やスライド交換は不可能に近いと分かっていたからです。

右上からマルシンM39、真ん中が主役のMGCのM59にマルシンスライド、左ノーマルM59

 

上が今回のカスタム 下のMGCのM59と比べてマルシンはゴツク出来ているのと

チャンバーが丸くなって、MGCの様な2面製で無い事が分かります。

マルシンの方がリアルなんですよね。

多分作者もこの辺も理解したうえで作業にかかったのだと感じます。

 

そして驚いたのが、下のフレームも相当弄っていました。

左がノーマルM59、 右はノーマルマルシンM39

真ん中が、今回のMGCのM59にマルシンのインナーシャーシーを組み込んだもの

そうなんです。スライドを乗せ換えただけではなく中身入れ替えカスタムでした。

トリガーはMGCを流用しています。  ここまでやる根気が凄いです。発想も!

 

元の製造者の苦労など知らずに出品してくれたおかげで、下取りした人が知らずにヤフオクに出品していましたが、この内容を知るととんでもないカスタムを購入できたと感じました。想像以上の力作です。

 

左MGC 真ん中カスタム  右マルシン

真ん中のカスタムスライドストップも試行錯誤した力作だと感じます。

 

上がカスタムショートリコイル(マルシン同型) 下がノーマルM59ストレートタイプ

 

実銃のM59 思った以上にバレルは後退しています。

 

左今回カスタム 右MGC スライドのゴツさと、チャンバーの形状が違います。

 

左カスタム  右MGC

 

スライドの幅も左のマルシンの方が実銃に近いです。

 

人がワンオフで作ったカスタムを見ることで

色々勉強になりました。