1)火縄銃
2)フリントロック(雷管の代わりに火つけ石)銃
3)パーカッション(雷管キャップ)銃
この3つの違いは、言う迄も無いですよね?
ミニエー弾となると、良く知らない方もいるのでは?
まず、結果から言うと、極悪弾なんです。
その経緯を2つに分けて検証します。
1850年頃まで、ライフルでは鉛の球弾が主流でした。
ライフリングは無く、完全な球体でも無いので、命中率は非常に悪いです。
フリントストーン着火石をハンマー代わりに落とすと擦れて火花が散り
発火させ鉛玉を飛ばします。
この様式は不発も多く、生死を分ける事も多かったと、
ライフリングも無く、弾も完全な球状でないので、少しでも近づかないと殺せません。
殺傷能力はあっても 銀玉鉄砲並みの命中率でした。
50m離れると、当たれば死傷してもマンターゲットに当たらない位ばらけます。
ミニエー弾が世に出回ったのが、1846年 フランスの軍人ミニエーが開発します。
そこに出てきたのが、ミニエー銃です。 これがミニエー弾
後部が火薬圧で膨らみ完全密封され ライフリングで回転しながら飛んでいきますから命中度は一気に上がります。
パーカッション銃で、ミニエー弾を撃ちます。パーカッションとなり不発は可成り軽減されるようになります。
緑色にしたのを命中とすると、鉛球弾は10発中3発命中
ミニエー弾は、10発中7発命中したことになります。
この様に、命中率は一気に上がることになり
戦争に使われることとなるのですが・・・
これが大問題となって行くんですよね~
続く・・・・