CMCの金属SAAモデルガン
通常のモデルでなく1st USキャバルリーモデルとなると珍品です。
色々と気になるところはありますが、昭和54年物ですから大目に見てください。
黒っぽく見えますが,退色も無い金ピカですので、
キャバルリーモデルとなると7.5インチと思いきや
実際はUSマークが無いと銃身長に関わらず基本はシビリアン(民間)モデルと言います。
シックスシューター(44-40)とか45口径より小さいのもあります。
軍用(USマーク付き)は7.5インチで、後に改修して5.5インチになった物のみアーティラリーと呼びますので、5.5インチでもUSマークが無いとシビリアンモデルと呼び銃身長を別に記します。
ワンピースグリップ(これはプラ)にオードナンスインスペクター SEBと1891年
タイプⅢの 2ライン3デイズ(1890~1940) 一応正解
トリガーガード前方のシリアルナンバーが入るところは寸詰まりで、2nd仕様かな~
トランバーススクリューではなくダイアゴナルスクュリューまで再現されている!
フレームサイドではなく正面にシリンダーベースピンストップスクリューのこと
当時のモデルガンでは、可成りの珍品でしょ
ただし、シリンダーベースピンが、やや細いのが・・・
エジェクターロッドがフルムーンではなくハーフムーンになったのは1884年からなのでOK
1979年10月モデル もう43年も前なんですね~
1905年頃から円錐からピン式になるはずだから ここは直したいところ
と言っても、当時良く作ったな~と思うシングルアクションです。
コクサイも1stのUSモデルを金属で作りました。悪くはないのですが、エジェクターチューブの位置がズレ過ぎてどうもバランスが悪いんです。正面から見るとエジェクターロッドのフルムーンが真下に来るはずが、エジェクトさせるためにインサートを避けたからあるべく位置に無いんですよね~
ランパントは飾るだけで、触り倒せません。
自分だけの拘りですが、SAAは、西部開拓時代の
ファーストジェネレーションで1892年以前の物こそが、ウエスタンに相応しいと好んでいます。
その頃に西部開拓も終わり、全ての土地が原住民から奪い取り登記を済ませたらしいので、早いもの勝ちだったのも凄い時代ですね。金じゃ無くて『俺の土地だ』と言い通せばタダで自分の土地になるんですから・・・
東部と違い西部は秩序も無く政府は深く関与しない時代でしたので、無法地帯だったと
自分の身は自分で守る
この頃からリべラルと保守が出来ているんですね。