1969年の今日6月20日は乗鞍へスキーに行って帰ってきた日です。

この夏スキーの事も良く覚えています。

1969年6月14日の夜に等々力と鎌田の高校時代の山岳部の友人と成城学園駅で待ち合わせ、乗鞍に向けて出発です。

翌朝上高地に寄り道して休憩しましたが、帝国ホテル前での写真です。

その日の午後に乗鞍の池の脇にテントを張りましたが、あいにくの雨でした。

バス停脇の公衆便所の水道で飯ごうのコメを研ぎテント脇での食事です。

夕飯後は食べ残しの食器はテントの外に出し、雨で洗えると喜んで就寝。

夜中に外で何やらゴトゴト音がして気になっていました。

朝起床して外を見ると食器は綺麗になっています。

山岳部の友人いわく、、「動物が出てきて食器をなめてくれて綺麗になったのだ」。

数年後に聞いたのですが、この辺りは熊の出没が多い所で食器をなめたのは熊だろうと、、、背筋がゾクリでした。

スキーは山頂まで交代で車の運転をして、山頂から池までの雪渓を滑りましたが、写真はあるのですが、良い所のものがありません。

連日の雨で衣服はビッショリとなり名古屋経由で帰ることに。

平湯温泉で立ち寄り湯のつかり良い気分となり、松本の「やまとん」という店でトンカツを食べたのですが、ものすごく美味かった。

食後は松本駅の待合室に野宿で、翌朝誰かに揺すられて目が覚めました。

何と高校時代の山岳部の先輩でした。

そして木曽路を南下して途中でスイカを買い、名古屋のテレビ塔下でスイカを頂く。

通る人たちは私たちをジロジロでしたがなんのその。

その夜は名古屋駅の裏に乗っていったカローラの車内で一泊して、翌朝名古屋を出発して帰ってきたのが6月20日でした。

縦の写真は平湯温泉で撮ったものですが、疲れ切っているという表情ですね。