この話は、関西方面に仕事で行った
帰りの出来事である。
まだ、新東名が無い時だったので東名の上りの
どこかのPAで蕎麦を食べた話だ。
かき揚げ蕎麦か山菜蕎麦を註文したと思う。
あっしは呼ばれた。
蕎麦が出来たんだと思い取りに行った。
蕎麦は出来ていなかった。
その時、調理している人に聞かれた。
「わかめにアレルギーありますか?」
ん?
あっしは頭の中で必死に考えた。
①あっしは、わかめアレルギーなのか?
②あっしは、わかめアレルギーになった事があるか?
③あっしは、わかめアレルギーになった事がない。
④あっしは、わかめに限らずアレルギーになった事がない。
あっしは、答えた。
「ないです」
調理者は言った。
「間違えて、わかめ入れちゃったんですよ」
あっしは言った。
「あ、そうですか」
食べ終えた後、アレルギー症状は
現れなかった。
当たり前か。