あなたが当たり前だと思っていること。
当たり前に持っているもの。
それも・・・、手に入れられない人たちがいます。
その人達にとって、あなたの当たり前の生活は、
とても幸せな日々に見える。
あなたが生まれて、この世に存在すること、
だからこそ、もっと欲張っていい。。。。
もっと、やりたいことをやればいい。。。。
もし、あなたに今、生きているという実感がないなら、
それは・・・・生きているとはいえない。。。。
当たり前がどんなに幸せなことなのか、
どうか・・気づいてください・・・・。
そして、いつまでも未来をみて、歩いてください。
オープニングのナレーションが
このドラマそのものを象徴している。
アデルが歌う、「Set Fire to the Rain」
劇中歌として第一話でも冒頭の印象深い場面
で登場していましたね。
この曲を歌うアデルのライブを紹介!
フジテレビ系連続ドラマ「息もできない夏」劇中歌アデル「Set Fire to the Rain」
それから、『息もできない夏』の主題歌は
BUMP OF CHICKEN の23rd Single 『firefly』
(2012年9月12日発売)。
BUMP OF CHICKEN が、ドラマ主題歌として楽曲を
提供するのは今回が初めての試み。
BUMP OF CHICKEN 『firefly』 Instrumental 歌詞なし
● BUMP OF CHICKEN 藤原基央さん
「僕達は今アリーナツアーの真っ最中で、
全国各地で暖かいお客さん達と時間を共有して
充実した日々を送っています。
そんな中、新しい曲が生まれレコーディングしました。
早く皆さんに聞いて頂きたいです」
● 編成企画・太田 大(フジテレビ・編成部)
「BUMP OF CHICKEN の音楽は、
全て映像が浮かぶものであり、企画自体に
インスパイアを与えてくれるものだと思っていました。
今回もドラマの企画が決まった段階から、
BUMPさんに主題歌をお願いしたいと思って
オファーしました。
曲の起用理由は、まだドラマのオファーのお話を
する直前で藤原さんが書かれた歌詞が、
このドラマの主人公である苦境に立ち向かう
少女のことを謳っているとしか思えないような内容で
あったという、感動的な偶然の一致があり、
即決でお願いいたしました。
音楽はドラマ全体の顔つきを構築する大切な要素だと
思いますが、今回は、自分に戸籍がないことを知り
家族の秘密や世間の冷たさに立ち向かっていく
孤独な少女と、罪を背負った男との切ないカップリングを
彩るうえで、Adeleさんの苦境の中でも立ち向かっていく
強さを感じさせる情熱的な歌声で始まり、
BUMPさんの苦しくても続いていく日々の中で一筋の光が
差し込むような希望を感じる歌声で締めくくることが
できたら本望だと思い、このような起用をさせて
頂きました」
● 谷崎玲役・武井咲さん
「夏に口ずさむのにぴったりな爽やかさがあって、
玲の背中を後押ししてくれる前向きな曲だなと思い、
私も頑張ろう!と思えました!」
主題歌、まだ聴いていませんが、楽しみにしています。
※このインタビューの段階ではまだ聴いていなかったんだね、
きっとセリフ覚えや演技のイメージづくりで大忙しだったんだろうね!!

本格的な女優デビューを果たしてからわずか3年、
数々の作品を経験しながら、女優としてのキャリアを
着実に積んでいる武井さんに、今後挑戦したい役など、
ご自身の夢について直撃。
そして、『息もできない夏』の放送を楽しみにしている皆さんに、作品の見どころについて、
彼女のメッセージを紹介します。
――フジテレビでの初主演。
オファーが来た時の率直な心境は?
まず、驚きましたね。
フジテレビのドラマでデビューさせてもらい、
月9にも出演させてもらったので思い入れもあるし、
フジテレビの主演は特別なものと考えていたので、
素直に嬉しかったです。
もしかすると、今年一番の嬉しさかもしれません(笑)。
近くでフジテレビの主演の方をたくさん見てきたので、
同じ位置に自分が立つことにビックリしてしまうんですが、
女優としては本当に嬉しいことです。
――プレッシャーに感じましたか?
普段はあまりプレッシャーを感じたりする方では
ないんですけど、今回だけは少し緊張しています(笑)。
――武井さんが演じる主人公は「無戸籍」の少女。
「無戸籍」はご存じでしたか?
ニュースで聞いたことはあったんですが、
きちんと認知していなくて、この作品をやることに
なって知りました。戸籍の無い方というのが実際、
多くいらっしゃるという話を聞いて、すごく驚きました。
――奥深いヒロイン像ですが、どんなドラマに
なりそうですか?
戸籍が無いということは、その場から逃げ出したくなるほど
ショックなことですよね。だから、そういう境遇の方たちが
希望を持ったり、少し前を向いてくれるようなドラマに
なったらいいなと思います。
難しいテーマですが、作品自体、
新しいことに挑戦しているので、私もこれからの
展開が楽しみです。
――今回演じる、ヒロイン「谷崎玲」はどんな女の子?
どこにでもいる少女で、学校を卒業して、アルバイトを
しているけれど、すごく明るく前向きな18歳。戸籍が無い
というのを除けば本当に普通で、夢があって、
友達と遊んだり、大学に行きたかったなぁと考えていたり。
当たり前の暮らしをしてきた女の子なのに、戸籍が無い
ということを知った時は、就職や結婚、海外旅行ができない
という現実を目の当たりにして、玲ちゃんはすごく悲しんで、
ショックだったと思うんですよ。
でも、玲ちゃんはそんな問題を抱えていても、ポジティブな
性格だから、周りの人を元気にするパワーがあるし、
夢も追いかけている。
その一生懸命さはとても素敵だと思いました。
――ご自身と比べていかがですか?
前向きなところが似ています。私もネガティブに
考えたりしないタイプですし、落ち込んだりすることも
ないから、基本的に玲ちゃんに近い部分は多いですね。
――「谷崎玲」を演じるにあたっての、役作りは?
私は現場に入って、役の衣装を着て、セリフを話してから、
キャラクターを作っていくので、事前に役作りをすることは
ないんですね。今回の役は戸籍が無いことを知っても、
元気に振る舞い、パティシエというキラキラした夢を持っている
普通の女の子。普通を演じるのがいちばん難しいですが、
自然体でやりたいなと思っています。
そうすることで、より玲ちゃんの悲しさが際立つのでは
ないかと思っています。
――演じてみた感触はいかがですか?
玲ちゃんが戸籍の無いことを初めて知るというシーンから
だったので、この世に存在しない人間なんだという風に
言われた時の衝撃、新鮮さを大事に演じるために、
戸籍についてあまり考えないようにしました。
とはいえ、戸籍に関してはやっぱり調べましたけど……。
私自身、普通の女の子をあまり演じた経験がないので、
そちらの方が少し緊張しています。
――心に深い傷を背負った男・樹山龍一郎を演じる
江口洋介さんの印象は?
江口さんとは、実写映画の「るろうに剣心」で共演させて
いただいたんですけど、一緒にお芝居するシーンは
少なかったんですね。
なかなかお話しする機会も無かったんですけれど、
すごく男気のある雰囲気で素敵だなと思っていました。
今回は江口さんとの関係性がすごく大切なポイントに
なってくるので、江口さんに寄り添って演技できればと
思っています。
――玲にとって樹山はどんな存在になるのでしょうか?
悲しみや苦しさ、絶望感を味わった二人だからこそ、
彼らにしか分からない気持ちがあって、お互いが
助けられるというか、ホッとできる存在なんでしょうね。
だから、恋愛というよりは人間愛かなと。暗く悲しい苦しみを
知っている人間同士だからこそ、惹かれ合い、お互いが
寄り添い支え合う特別な関係になっていくんじゃない
でしょうか。
今回は単純にカッコいいから好き!というような
恋愛ではないので、本当の恋というか、
真新しい感じがしました。
――母親・谷崎葉子役の木村佳乃さんの印象は?
キレイな女優さんというイメージを持っています。
木村佳乃さんと同じ事務所のモデル仲間から、
「木村さんはすごく優しい」という話を聞いていたので、
ご一緒するのがすごく楽しみです。
――玲と母親はどんな親子関係だと思いますか?
私、お母さんが大好きなんですよ。
だから、玲ちゃんも18年間、戸籍が無いことを知らずに
いたけれど、お母さんのことが大好きで、お母さんも
玲ちゃんのパティシエという夢を応援する仲良し親子だと
思うんです。
だから、玲ちゃんは無戸籍を知った時に、悲しいし、
信じられない気持ちになると思うので、
今後の変化が楽しみですね。
――豪華なキャスト陣に囲まれていますが、
共演に向けての意気込みは?
たくさんの先輩たちと一緒にお芝居することは
とても貴重な経験で、そこで得るものも大きいですから、
きちんと勉強したいですね。
今はお芝居するのがとても楽しみです。
――ドラマの冒頭に「当たり前がどんなに幸せなことなのか、
どうか気づいてください」という台詞がありますが、
どう感じましたか?
インパクトのあるセリフで、心に刺さりますよね。
戸籍が無いというのは皆さんにとって、遠い存在かも
しれないけど、実際そういった方が少なくはないと
聞いたので、このドラマをきっかけに、当たり前に生活、
たとえば海外旅行に行く、就職や結婚をする、
病院に行くという普通のことができ、人として
存在していること自体が幸せだということを、
ドラマを通して、少しでも伝えていけたらいいなと
思いますね。
――普段の当たり前の生活で、幸せだなと感じることは?
お仕事が出来ることですよね。私は小さい頃から、
モデルさんになりたかったんですけど、
その夢を現実できたことは、とても幸せです。
だから、玲ちゃんと同じように一生懸命やりたいなと
思っています。
あとは、家に帰った時に「ただいま」と言うと、
「おかえり」と返してくれる家族がいることも幸せに感じます。
――撮影で楽しみにしているシーンはありますか?
アップルパイを作るシーンです (笑)。
――よくお菓子作りをされるんですか?
前はマフィン、パウンドケーキ、クッキーなど、
よくお菓子を作っていましたけど、
アップルパイはまだ作ったことがないし、
料理がしたかったので、すごく嬉しいです。
ドラマが終わるころにはおいしいアップルパイが
作れるようになったらいいですね。
玲ちゃんのパティシエの夢が実現するよう、
頑張りたいです。
――女優業を始めて3年、数々な作品で主演を
演じてきましたが、女優として心境の変化は?
前は人見知りでなるべく人と会わないようにしたり、
一人でいることが多かったんですね(笑)。
でも、このお仕事がきっかけで人と会うことが
すごく好きになりました。それが一番大きい変化ですね。
――今後、挑戦してみたい役はありますか?
バンドを組むような作品があるじゃないですか。
そういう作品がやってみたいです。
楽器の練習とかしてみたいですね。
ちなみに、私が演奏できる楽器はエレクトーンです!
――今回は社会派ドラマですが、
ご自身がよく見るジャンルは?
色々なジャンルの作品を見るようにしています。
中でも、コメディは観ていて楽しいので、好きですね。
――武井さんにとっての現在の夢とは?
もともとモデルをやらせてもらい、デビュー当時は女優に
なりたいと思ったことはなかったんですが、今の夢は女優
としてやっていくことです。
フジテレビの主演をやらせてもらうことはあり得ないほど
嬉しいことなので、代表作と言える作品になるよう
頑張りたいですね。
――最後に、番組を楽しみにしている方へ、
見どころとメッセージをお願いします。
視聴者の方には、普通の女の子が戸籍が無いと
いうだけで、存在しない人間になってしまうということを
認知してほしいですね。
物語としては、社会派な内容ですが、玲ちゃんらしい
爽やかさを出していきたいと思っているので、
それほど重く受け止めず、明るい玲ちゃんのテンションに、
クイッと入って観てもらえたらと思います。
ぜひ楽しんで、ご覧ください。



















