D600で試してみる

Sigma 50mm f1.4 DG HSM ARTを購入するときキャノン用にするかニコン用にするか迷った

キャノン用は既にSigma 50mm f1.4 EX DG HSMを持っていたがこれと比較するだけでは面白くない。

レンズを愉しむには断然ニコンだと決めている。

いろいろ設定の幅が有るからね。

 

今回は撮像サイズはFXのままJPEGの記録サイズをMにしてRAW(圧縮RAW 12bit記録)ファイルと比較してみた

D600のRAWファイルはサイズがLとかSとか選択はない

画像サイズと言うものが有ってL,M,Sから選べるようになっているのでMを使った。

これはクロップモードと連動するので注意が必要である。

 

画質モードにRAWを加えて(例RAW+B)おけば画像サイズをDXクロップで260万画素相当のS(1968x1312)にしたとしてもRAWの記録サイズはLサイズしかないので間違えて低画素記録することも無く安心である。(キャノンならこんな心配はないが)

RAWの設定には他にもあるので自分の目的に合った組み合わせを見つけるのも良い

 

怒り前置きが長いぞ、いつもながら

 

と言う訳で、RAW+Bで撮った画像を見てもらいましょう

この画像に少なくとも一人誰かが写っています。

ホラーではありません

 

50mm f2.2 D600 6026x4020 RAW(2400万画素相当)

 

トリミングしてみます。

絞りは解放に近いですが流石定評のあるシグマの単焦点レンズ

昔の50mm f1.4 EX DG HSMやAF-S 50mm f1.8Gとは違います。

色調整はしなくても良かったかも

 

上の画像のトリミング

 

 

50mm f2.2 D600 4512x3008 JPEG(1300万画素相当)

 

こちらはJPEG撮って出しで解像度を落として記録したものだが色調整の有無くらいしか違いが分からない。

ほぼ同じです。
 

上の画像のトリミング

 

トリミングしたらほらこの通り違うでしょ、と言いたかったのだが1300万画素相当で十分じゃないか。

 

 

  逆光とか色々

 

50mm f7.1 6026x4020 RAW(2400万画素相当)トリミング

 

逆光でもブロックの苔の色が良く出ている

 

50mm f2.0 D600 4512x3008 JPEG(1300万画素相当)

 

色調整不要の撮って出し

安心して撮れる

 

50mm f2.0 D600 4512x3008 JPEG(1300万画素相当)

 

影の部分に偽色が出たりボケたところが赤みが出たりもしない。

 

  まとめ

もうすぐ発売から10年になるレンズだけど、良いものはいいねえ

Sigma 40mm f1.4 DG HSM ART(フィルターサイズ82mm)が出てすっかり影が薄いけど

こっちはフィルターサイズが77mmなのが気に入っている。

超望遠レンズなんかとフィルターの共有ができるからね。

 

フィルターサイズからするとトキナーが最有力だけど

TOKINA Opera 50mm F1.4 FF は中古のタマ数が少なくて選べないし

なぜ売れていないのか不気味

 

TAMRON SP 35mm F1.4 Di USD は防塵防滴が付いていてしっかり作られてる印象

ただし35mmの画角と超高級な価格が素人を寄せ付けないのがネック

 

フィルターサイズ的にトキナーとタムロンはまだ伸びしろがある(共に72mm)けどw

この調子でレンズが巨大化していくのはあり得ないだろうから

メーカーはミラーレスを売り込んで仕切り直しを目論んでいるのかもしれない