心の休息 | ちいさな、おはなし。

心の休息


「X」という案件を、仮に、東京ー新大阪間の新幹線だとする。

僕はこれについてA部長と、「名古屋」あたりまでは一緒に取り組んでいた。
その後、別件のため僕は途中下車したのだが、その先が気になっていた。そこで昨日、A部長にこう聞いてみた。

「A部長、Xの件って今どうなってるんでしたっけ?」

「あ、それはね、そもそもクドクドクドクドクドクドクドクド・・・・・・・」

A部長は、名古屋の先からではなく、東京駅から、
いや、僕の家の最寄りの武蔵小金井付近から、懇切丁寧に話してくれた・・・orz


何かにつけてマワリクドイ人である。
しかし僕はこの人が嫌いではない。困ってしまうところもあるが、「善意の人」である。
目はらんらんと輝き、トラブル時の行動力たるや実に頼もしい。

◇◇
そんな彼との会話にズッコケた昨日。

僕は、この忙しさのさなかに、会社から逃亡した。つまり、定時退社である。
自分ひとりの時間が欲しい。このままでは何かの糸が切れる、と思ったからだ。

散歩でもするか。。。

荻窪で降りて、めったに行けない老舗のつけそば(今で言うつけ麺)屋で、
まずは軽く食事。
ビールを飲みながら「竹の子(メンマのこと)つけそば」を待っていると、
果たしてやってきたのは「チャーシューつけそば」であった(笑)
想定より100円高い出費になるが、店のおばちゃんにひとこと確認したうえで、
かまわず食べた。忙しいこの店の「流れ」を阻害したくない。
隣の女性ひとり客は、どういうわけだか「少年ジャンプ」を夢中に読みながらラーメンをすすっていた。

◇◇◇
悪かったね~というおばちゃんに送られて店を出て、西荻窪方面に歩を進める。

都会の中の住宅街は、意外なほど薄暗い。

ときおり通る中央線の電車を目印に、線路から遠く離れないように歩く。
空には星はまばらだが、ひんやり気持ちイイ空気と、ほんのりとした風。

そして、意外なところにひっそりとたたずむ意外な店。
イタリア料理店、小粋なバー、雑貨屋などなど。

ただただ、心が洗われてゆく。
自分を取り戻すには、こうした時間が必要だ。

◇◇◇◇
ちいさな旅の最後に、想像もしなかった店を発見した。
何かの古い店を改装したと思われる渋い店構えに、キレイに陳列されたCDの数かず。CDショップのようだ。

しかし、この店には大きな特長があった。それは、店名から想像がつく。

この店の名前は、「雨と休日」という。



おだやかな音楽の専門店。
なんて素敵なコンセプトであろうか。

さっそく2枚ほど買うことにした。めったにCDなど買わない(買えない)自分が(笑)

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