自販機の「つめた~い」が半分くらい「あったか~い」になってきました。
この時期は、涼しさと寒さの狭間で、体温調節が難しく、
うっかりすると風邪をひいてしまいます。

知っておきたいのが、寒さを感じたときには、
首をあたたかくすると効果的だということ。
寒いと、ついつい手足をさすってあたためようとしますが、
手足が冷えるのは、体が寒さを感知して末端の血管を収縮し、
血流が悪くなるからで、さすることは直接の寒さ軽減にはつながりません。
一方、首には温度を感知する神経がたくさん集まっており、
首をあたためることで、体が感知する温度もあがり、
手足の血管の収縮は緩和されます。

最近は、薄手でもあたたかい素材のストールなどが出ています。
男性は意外とワイシャツにネクタイで首もとが守られていますが、
仕事帰りに首もとをゆるめてかえる方も少ないないと思うので、
ユニクロあたりで一枚適当なものを買っておくといいかもしれません。
体調管理も社会人の仕事のうち。
ちょっとした工夫で上手に風邪を予防しましょう。

寝苦しかった夏がすぎ、少しは睡眠が取りやすくなってきました。

長かった夏のクセで、まだシャワーだけでお風呂を済ませてしまっている方も多いと思いますが、より深い睡眠をとるためには、湯船に浸かるのが効果的です。


いざ、湯船に浸かるとなると、熱いお湯を入れたくなりますが、あまり熱いお風呂に入ると、急激に血圧も体温も上がって、かえって寝られなくなってしまいます。

39度~40度くらいのぬるめのお湯で5~8分くらいを目安にすれば、自律神経の切り替えが効果的にでき、良質な睡眠につながります。


大事なのは、睡眠時間の確保ではなく、スムーズな入眠と睡眠の質の高さ。

自分がリラックスしてベッドに入れるように工夫して、すっきりとした朝を手に入れましょう!

みなさんは、「めやす賃料表示」というのをご存知ですか?

財団法人日本賃貸住宅管理協会が今秋から導入する賃料表示で、
全国一律に同じ基準で計算された賃料等の金額を表示するものです。
めやす賃料に含まれるものは月額賃料をはじめ共益費・管理費、敷引金、礼金、更新料で、賃料など条件の改定がないと仮定し、
4年間賃借した場合(定期借家は契約期間)の月当たりの金額です。

名目上は、借主にとってわかりやすい表示を心がける、
ということですが、近年増加している借主と貸主のトラブルを解消するのが大きな目的なのでしょう。

賃貸住宅の供給が増えて入居者側にも発言権が増し、インターネット等で知識を得る機会が多くなったことなどで、賃料をめぐるトラブルは近年増加の一途をたどっているのが背景です。

敷金返還や更新料のトラブルはその代表例ですが、
私は「めやす賃料表示」で、そのトラブルが解消できるとは思えません。
そもそも、更新料というのは法律で定められた支払い義務のあるお金ではなく、貸主が特約の中で勝手にもうけているものです。
歴史的には、バブル景気に伴う地価高騰に対し、
家賃の引き上げを躊躇した借主の家賃相殺手段だったようです。
また、敷金は本来何事もなければ退去の際に返金されるべきお金です。
それらをひっくるめてしまうことも、4年間という設定も、
どうも違和感を感じてなりません。

一見、わかりやすいものには、曖昧さがつきもの。
更新料や更新手続き料というのが何のために必要なのかを、
貸主は正当な根拠をもって説明するべきなのではないでしょうか。
借主の方は、そういった部分の貸主の対応の誠実さも、
物件を選ぶ際の基準にしてほしいと思います。

昨日のバンキシャで、10月21日にオープンする羽田空港新国際線の旅客ターミナルの映像が公開されました。

これまでの空港は、電車でアクセスすると、飛行機に乗る前に疲れてしまうぐらい搭乗ゲートが遠く感じました。新幹線の便利さに馴れている日本人にとって、空港の広さと複雑さは敬遠したくなる要素の一つです。

新たにオープンする羽田空港の新国際線旅客ターミナルは、モノレールの改札を出ると空港のロビーに直結しており、セキュリティチェックまでの距離も、約100メートルという短さです。また、出国審査を受けてから搭乗ゲートまでの距離も約160メートルと、空港の端から端まで歩くということもありません。

東京駅で在来線から新幹線に乗り換える感覚で、羽田空港から海外へと行くことができれば、世界がぐっと近く感じられそうですね。
海外出張のあるビジネスマンにとっては願ったりです。


一般旅客にとしても、羽田が成田のライバルになることで、
両者のサービスが向上することを期待したいと思います。

猛暑から一転、冷たい雨の降った先週末。
季節を深める雨となりそうです。

不思議なもので、暑いときには早く涼しくならないかと思っていたのですが、
秋めいてくると、夏の終わりがなんだか寂しく感じられます。
終わるのが寂しい、と感じる季節は夏だけかもしれません。

秋雨がやむと、秋晴れの気持ちの良い日々がやってきますが、
今年は9月いっぱい真夏のような暑さだったので、
夏からいっきに冬になってしまいそうな気配がしますね。

短く、うつろいやすい秋ですが、紅葉や旬の味覚など、
ピンポイントで楽しめるよう、季節の話題にはアンテナを張っていきたいと思います。