マイナスをプラスに変えるチカラ
旅館業を営む女将さんからのご相談。
女将さん:
「10年間、旅館を営んで来て、全国的に
もっと旅館を知ってもらいたくて・・・」
第一印象は、物腰が柔らかく、笑顔を絶やさない
ステキな女性でした。
・・・過去形?
何度か、お会いしました。
お仕事としてではなく、知り合いとして。
第三者として、お会いした時は二重丸でした
「ありがとう」が口癖で、ありがとうって
言葉は、やっぱり良いなぁと思ったものです。
でも、お話を重ねていくうちに・・・
「お仕事としては、絶対に受けません」と
親戚に伝えました。
女将さんは、親戚の知り合いの方でしたので。
私が近くに行きたくない人です
根っからのマイナス人間にお会いしたのは、
きっと、この女将さんが初めてかもしれません。
何もかも、人のせいにする。
自分には、非がない。
今の状況が悪いのは、周りのせい。
たまになら、分かります。
やっぱり、お仕事していると「グチ」も出てくると
思いますからね
でも、毎日なんです
プラス人間だったはずの親戚も、いつしかマイナスの
言葉だけを吐くようになりました
マイナスのチカラって怖いです
プラスよりもマイナスのチカラは強いので、プラスの
心を持ち続けるには、強さが必要かもしれません
「その考えは改めた方が良い」と女将さんに伝えた
一例です。
女将さん:
「銀行がお金を貸してくれないのは、うちに意地悪を
して、つぶしたいからだ」
私:
「銀行は、お金をあげるんじゃなくて、貸すんですよ?
返せる計画性もないのに、貸せないでしょう?」
「毎日これだけのお客さんが来れば大丈夫」と言うのですが
その人数に対応できる人手もなく、予定もなし。
プランをアドバイスさせてもらったのですが「もっと
人が来なきゃダメ」と言うだけで、やっぱり計画性なし。
「銀行がお金を出してくれれば大丈夫なのに」が口癖で
「じゃあ、そのお金を返すために、どんなふうに
考えてるんですか?固定費もあるし、どうするの?」と
聞いてみると、返答なし。。。
「やりたいから」という気持ちで、始めた旅館業らしい
ですが、経営は問題視していなかったようです。
税金を滞納していることも、当り前のように言ってましたし、
毎月どれくらいの経費がかかっているかも不明。
お話を聞いていて、かなり怖かったです
お料理は、とっても美味しかったんですけどね~
お客様以外に伝える言葉が、常にマイナスの言葉では、
社員も、すぐにやめてしまいます。
近所の方や元従業員、派遣の方、地域住民、お客様etc
女将さんから出る言葉は、悪口だけ。
10年もよく続けてこれたなぁと思いました
経営状態が良くなかったので、その中で出来る改善策
として、気になった点をアドバイスさせてもらったのですが
抜き打ちテストで、あえなく惨敗です(笑)
便箋がもったいないからって、封筒を開いて代わりに
したって、だめですよ~
「いらしゃいませ」の言葉が切ないです
↑お部屋に置いてあるウエルカムメッセージです
お客様ごとに綴ってるのは、とても良いことだと思います
あっ、ちなみに秋田県の旅館ではないです(^^ゞ
そして、今は営業していません。
ガスのお金を滞納してたら止められて、裁判を起こす理由が
私には、分かりません。。。
いろいろと、ネタのつきない方でした。
今は、どこで何をしているやら。
私には親戚をものすごく褒めてましたが、女将さんの妹には
良く言ってないみたいでした。
女将さんの妹さんのことを良く聞いたことはありませんが、
実際は、仲が良いみたいです(姉妹ですからね)
2年近く、親戚にお願いされまして、お付き合いしていましたが
「親戚がやめるなら、私も手伝いません」のお約束通り、
お付き合いは終了です
内部に、マイナスの空気が蔓延していると、どうしても
お客様も居心地が良くなりませんよね。
体面を装っても、伝わるものです。
私が口をすっぱくして、伝えたこと。
「従業員さんの前でも悪口を言わないでください。」
「地元の方と仲良くしてください。」
「周りを見る目を変えて下さい。」
お金を貸さないのも、ガスを止めるのも、商品を出さないのも
理由は何か?をまず考えてみてください、と。
マイナスの言葉を口にすることで、周りがどう感じるのかを
もう一度、考えてみてください、と。
私にしては、かなり珍しく・・・危なくマイナス人間に!!
危ない、危ない(笑)
この記事は、かなりマイナスのデータとして反映されちゃいそう
伝えたいことが上手く書けなくて、ごめんなさい
マイナスの言葉は、影響力が大きいよ~ってことです
お仕事も、プライベートも「マイナス」を「プラス」に
変えられる人が窮地を脱出できるきっかけになるんじゃないかな
と思います
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