以前にRCZにはオイルキャッチタンクを取り付けていますが、RCZのPCVは2系統あって、付けたのはヘッドカバーからターボの入り口側へつながる経路の途中。今回はヘッドカバーからインマニのスロットルバルブ近くへつながる経路にキャッチタンクを取り付けます。
それと以前に取り付けたキャッチタンクはタンク内にバッフルなどが全くないので、細かいオイルミストを回収できず、大半をスルーしてしまっていることがわかったので、こちらもついでにタンクを交換します。
用意したオイルキャッチタンクはこんなもの。Φ10,12,14mmのニップルが選択できるようになっていますので、取り回しをしやすいようにΦ10mmを使います。
バッフル付きでフィルターが追加できるようになっているので、台所用品のステンレスウールをちぎって少し入れました。
ヘッドカバーからインマニへつながるホースはジャバラ状の樹脂製で、どの車も交換してない限りは硬化してるので触ると割れると思った方が良いです。見事にバラバラになりました。笑
こちらは新品部品を用意します。
RCZの部品は1192CN、同じエンジンのR56MINIの部品は11157568081ですが、違いは片側のコネクターの角度が違うだけで、どちらでも問題はありませんが使ったのはR56の部品。
新品部品を分解して、コネクター部分だけ取り出すと、ホースニップルになっているのでΦ20mmのホースが繋げられます。これにΦ10mmに落とせる径違いニップルを使ってΦ10mmのホースで繋ぎます。
せっかくなので、途中に点滴(RECS)が繋げられるように接続口も設けます。
Tニップルを加工してワンタッチ継手を中間に入れます。
ざっと接続のイメージはこんな。
エルボーは取り回しが辛い時に使うつもりで購入しましたが使わず。
タンクの取り付けはノーマルのエアクリBOXを固定していたラバーマウント部に汎用ステーを加工して取り付けました。
で、ホースの長さを調節しつつ、取り付けるとこんな。
以前に付けた方もタンク交換。
で完了~。
これで点滴(RECS)も簡単に使えるようになりました。
オイルがちゃんとキャッチできるかはしばらく様子見です。(^^♪