まぁ古い車あるあるだけど、スペアータイヤが製造時装着のままで恐ろしくて使えないって話。

この車は96年式なので、タイヤの製造年を確認するとまさにそれ・・・やっぱり。

まぁパンク修理キットを車載しているからスペアータイヤを捨てちまってトランクスペースを広く使うもありだったんだけど、この車をいつまで維持できるかもわからんので、次に乗る人のことを考えると組み換えるかと・・・

ということで、まずは降ろして汚いタイヤを外す。
1本だけだしビードブレーカーを引っ張り出すのも面倒なのでタイヤレバーだけでチャチャっとビードを落としてタイヤを外す。

バルブのゴムも危ういのでスナップインバルブも勿論交換。
ホイールを綺麗にしてタイヤを注文する。

スペアだからなんでも良いという話もあるけど、逆に長く使えるものにしたいというのもあって、アセアンタイヤと500円ぐらいしか違わないので国産タイヤに。
スペアータイヤなので、回転方向や表裏のないものを選びました。

 

タイヤが届いたので交換。
その前に鉄チンホイールはアルミホイールと違って振れが大きいことがあるので、ホイールの振れを確認します。
あらら・・・不安的中・・・結構振れてる・・・打ち込みのウエイト持ってないし、タイヤの幅も細いからスタティックバランスで良いかと思ってたけどちょっと厳しそうなのでやはりダイナミックバランス取らないとダメな感じ。

仕方ないのでダイヤルゲージを引っ張り出して確認・・・

そしてホイールの一番凹んでいるところに白丸、一番重いところにマスキングテープ(写真では緑〇)を貼って、届いたタイヤの黄点、赤点の場所を確認すると・・・

おっ?ちょうど裏返して組んだら良さげだね。
ということでチャッチャと組む・・・このサイズは楽ちんだぁ・・・最後にちょっとだけタイヤレバー使うだけで組めちゃう。

エアー入れてビード上げ、石鹸水で漏れチェック。
普段漏れチェックは走りゃわかるから省略するけど、このタイヤはすぐ使わないからね。

で、バランス取り。
打ち込みウエイトは持ってないから少しウエイト増えちゃうけどリムの内側で取ります。
まずはスタティックバランスで確認するとほぼゼロで優秀といいたいところだけど、ダイナミックバランスを確認するとやはり対角に35gと・・・まぁ仕方ないねぇ。

ということでスペアータイヤの交換完了。

やっぱり黒いホイールにシルバーのウエイトは表に出ちゃうと格好悪いなぁ・・・黒いウエイトも買おう!