
惠林寺の庭に菩提樹の花が咲きました。これはシナノキ科の樹木で、日本原産のシナノキは長野県で多く産出され、長野市の木に指定されているそうです。この写真は十年ほど以前に園芸店から購入したボダイジュ(中国原産種)で、例年6月初旬に花をつけます。お釈迦様が覚りを開いたのがこの木の下であったことから覚りの木=菩提樹とよばれるようですが、実はその木はこれとは別のインドボダイジュです。クワ科イチジク目の木で寒さに弱いために中国北部や日本では育たないために、木の葉が比較的似通ったこの木が、中国や我が国では菩提樹の通名を得たようです。
またセイヨウシナノキ(セイヨウボダイジュ)も同じシナノキ科の樹木で、わが国でもそのまま菩提樹の名で普及しているようです。ちなみに小学唱歌「菩提樹」はセイヨウシナノキ(セイヨウボダイジュ)で別名リンデンバウムとも呼ばれています。このお寺でもあと一週間ほどでセイヨウシナノキ(セイヨウボダイジュ)も満開になることでしょう。こんなことを言っている私自身が菩提とかけ離れないように努力しなければならないでしょう。