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 沙羅双樹といえば仏陀涅槃の花ですが、高梨沙羅ならばスキージャンプ界の星です。20年ほど以前にナツツバキの苗木を二本購入して本堂西の西日が当たらない所に植えました。それ以後毎年六月の半ばころから白くて可憐な花びらを付けます。夏椿は、ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。別名はシャラノキ(娑羅樹)といいます。仏陀涅槃の花であるサラノキはフタバガキ科の落葉高木。
 ネパールの世界自然遺産「チトワン国立公園」の70パーセント以上がサラノキです。満開は3月下旬から4月中旬です。この樹は中国東北部や日本では育たないので白い可憐な花としてこのナツツバキが代用され、すでに日本文化に根付いています。
 80歳となった仏陀世尊はヒランニャワティ川を渡ったクシナーラーに到り、二本並んだサーラ樹(沙羅双樹)の間に、頭を北に向けて床を用意し、「アーナンダよ、私は疲れた、横になりたい」と述べた後に横になると、やがて沙羅双樹が、時ならぬのに花を咲かせ、満開となり、仏陀世尊を供養するために、身体にふりかかり、降り注ぎ、散り注いだ。( 中村元訳注『ブッダ最後の旅』から)と伝えられます。余分な事ですが、インドの沙羅の花は比較的中国原産種の菩提樹やセイヨウボダイジュ、日本原産のシナノキの花に似ています。またこれらは翼果として風にのって遠くへ運ばれると習性があります。
 欄外左上の写真がチトワンのインド沙羅樹の花