帰りたい場所 | home works

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We're go in home ♫
小俣荘子のブログです。


小さい頃からおうちが好きな人間でした。
幼稚園に通うのが嫌で「幼稚園がウチに来たらいいのに~」とか言っていた程。。
出不精というよりは(いや出不精なんだけれど・・)、ウチに来てもらうのが好き。



本屋さんで見つけて思わず買ってしまった。
NHK きょうの料理ビギナーズ 2013年 12月号 [雑誌]
きょうの料理の初心者向けテキスト。オススメです。
こうして増えていく我が家の家呑みレシピ本。。(行正り香さんの本もオススメです♬)



そんな私は家呑みが大好きです。
大切な人や仲間がうちに来てくれて、ゆっくり楽しんでいってくれたら何より嬉しい。
なんならお風呂入って泊まってって欲しい。(田舎のばあちゃんか!)

「おかえり」って迎えて、「いってらっしゃい」って送り出したい。

そんな重いオンナですw


実家暮らしの頃はそうしょっちゅう人を呼んだりするのは難しかったけれど、
結婚してから住んだ川崎駅そばの家は、アクセスがよかったこともあって
フラッと立ち寄ってもらえる事も増えて、自分の家で気兼ねなく家呑みできるのがすんごく嬉しかったです。
※当時住んでいた家には、急遽泊まる事になった人用に使い捨て歯ブラシまで常備しておりました( ̄▽ ̄)ふふふ

フラっと来てくれた人が、なんとなくそのまま泊まっていってくれたり、
お疲れ顔を見て半強制的に(笑)施術させてもらったら思いのほか喜んでくれたり。
大したゴハンは出ないし、話す事もすごく面白い!というわけじゃない。
だけど何だか安心してくれたり、リラックスしてほぐれてくれる姿を見るとこちらまでホッとする。

今はシェアだから好き放題とはいえないけれど(と言いつつ、イベントさせてもらったりしているけれど)
次に引っ越すときは、また人をお向かえしやすい環境も考えたいな。



「行きたい場所より、帰りたい場所」

私がつくりたいのはそんな場所です。


話題のお店やおしゃれなカフェ、行きたいところは沢山あるけれど、帰りたい場所ってどこだろう。

世界にひとつくらい、心から安心出来て何も恐れずにゆったり出来る場所があってもいい。
どんなに忙しい人だって、厳しい人だって、息をつける場所があって良いと思うのです。


そんな場を作れる人間になりたい。
私の密かな思いです。


昨年から、Airオカンプロジェクトと題して
ハードワーカー向けの家事サポートやレクチャーの企画をさせて頂く機会に恵まれました。
家事をしたり、ゴハン作ったり、自炊の個人レッスンを企画運営したり。。

※田舎から出てきたオカンが帰った後の息子の家は、何だか片付いていてご飯が出来ている。
 そんなシーンをイメージして本物のオカンでなくAirなオカンなので「Airオカン」と名付けました。
(Airカノジョだとちょっと問題ありそうだけどオカンなら健全でしょ?)

その流れでハードワーカーの食事問題が気になって
社畜飯(お仕事しながら片手で食べられる温かいゴハン)を企画したり、
小俣食堂と題して不定期にシェアスペースやイベントでなどで夕食を作らせて頂いたりしています。
これはもっと進化させていきたい。


そして、Airオカンから派生して最近考えていること。

もし誰もが自分の家が心から安らげる場所なら、それはこの上なく幸せなのでは?と思っています。
ちょっとした工夫やコミュニケーションで、夫婦の関係や家事の負担って変わるもの。
マインドをちょっと変えると、気の重い帰り道が走って早く帰りたい帰り道に変わる!
私の経験やアイデアをお伝えしたり一緒に考える事で、安らげる家庭を築くお手伝いをしたい。

これまで結婚式のお手伝いはしてきたけれど、その先の生活についてもお役に立てないかな。
お誘い頂いて企画から参加させていただいた家事道場
ホームとなる家庭が良くなったら…という私なりの思いをもって参加しています。



一見バラバラなわたしのやっていること、
イベントの企画したり、ゴハンを作ったり、施術したり・・・というのも、みんな同じ思いが元にある。

誰かを思って、場を整えたり、サポートしたり。。



都会で暮らす現代人の「帰りたくなる場所」

その1つを作っていきたい。



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余談ですが、とあるコンセプトワークでこんな話を提出したら、
「『あれ?俺、逆プロポーズされているのかな?』という気持ちになりました(笑)
と、レクチャーしてくださったイケメンの売れっ子コピーライターの先生に優しく言われました・・・・。笑



その時に提出した原稿↓(当時はシェアハウス「メゾン社畜」を想定して書きました)


「帰りたくなる場所」

説明:
忙しい毎日を送っていると家に帰るのが面倒になる。完徹、会社泊…。
そんな生活を孤独に続けていて、気づいた時には心身が壊れている。
そんな人を何人も見てきた。人は何のために働き、生きているのだろう。
社会構造を変えるのに時間がかかるけれど、
ご飯やお風呂を用意する、一緒に食事する、昨日と今日の違いに気づく。
そういう毎日の営みなら私にも手伝えるかもしれない。見守り支え合う。
当たり前の毎日を一緒に作りませんか?


改めて読み返していて、やっぱり私、重いオンナなのか?・・・・と思った(笑)
(いきなり「恋人になってー!!」とか言わないからどうぞ安心してくださいっ!)

10ヶ月ほど前に書いた原稿を読み返した時は、火を噴くほど恥ずかしかったけど、
考えている事のベースは変わっていないのだなぁと。(ブログ書いてから思い出して読み返した)

一度言葉にして書いてアウトプットすると、
漠然としていた思いが整理される。
未来が見える。そう感じました。

キーワードの整理としてはまだ弱い。
まだまだ漠然としているこの思いをブラッシュアップしながら、
来年の自分や目標を立てようと思った次第です。


ちなみに、
この「未来は言葉でつくられる」が、
未来を考えるのに役立ちました。


 
未来は言葉でつくられる 突破する1行の戦略

内容は企業のお話が中心だけど、個人にも置き換えられる。
仕事でのビジョン作りだけでなく人生設計(どう生きたいか?)も
ビジョンとなる言葉が生まれるとグっと未来に進みやすくなる。
考え方は同じなんだね。今年オススメの1冊です。