あの新聞投稿の帝王二宮正治がしみじみと、

「世の中は、おばさん、オバアサン族にうんざりしているなあ」

 と言った。

私としては、

「そうねえ」

 と言う以外手がない。

二宮正治は、

「高齢化社会に拍車がかかり、女性の犯罪率が恐ろしくも増加する事」

 この事を恐れているのだ。

彼が幼い頃は、

「正直なところ、街を歩くと女のほうが恐ろしかった」

 そうだ。

「あんな時代にならない事を願っている」

 女子高生のオナペットなどと呼ばれ、いかにもプレイボーイのイメージが強い彼だが、

「根が真面目な男」

 だけに、

「世の中がおかしな方向に行く」

 のがたまらないのだろうと思う。