東京オリンピックの頃の話である。あの有名なドリフターズ(いかりやさんのバンド)は地方のどさ回りをしていた。

「クレージーキャッツの真似か。それにしてもずいぶん下品だな」

 どこにいってもこんな評判だった。

だが、テレビに出るようになり、小学生に人気がある事をリーダーのいかりやさんが認識してからは、彼らは大スターとなっていった。

とくに、志村けんがバンドに入ってからは、あのバンド絶頂を迎えたのは皆さんよくご存知のはずである。

志村けんは、小学校の三年生、四年生の女の子の心に「ぐっとしみる会話」

 があるのである。