節税と脱税の違いを理解しよう。
脱税と節税の違いって何処が違うのでしょうか? 節税は合法、脱税は違法です。では、租税回避って合法ですか違法ですか? ちょっと強引な言い方をすると合法です。 マスコミ等は租税回避を脱税と同等に(間違った)解釈をして報道しています。 (困ったものです。正しい租税回避行為は犯罪ではありません。) 但し、節税ではなく租税回避と判断されると税金が徴収されます。。。。 増々解らなくなりましたね。
租税法の世界では租税法律主義と租税平等主義という2つの主義によって成り立っており。 節税とは租税法律主義的立場からも租税平等主義的な立場からも認められたものです。 また、脱税行為というのは法的な違反行為ですから租税法律主義的に認められないものです。そして租税回避とは租税法律主義的には法律の解釈論的にはそう読めてしまうかも知れないが、本来の課税当局の意図していない部分であり、それを認めてしまうと租税平等主義的には平等と言えなくなる可能性が大きくなる様なものです。 もっと簡単にいうと租税回避行為は、解釈論の問題なので摘発されて裁判で負けても、課税はされるが、犯罪として罰せられない行為なのです。 脱税についても、法律違反行為があれば脱税ですが、行き過ぎた租税回避行為についても脱税との判断か在るために、実務上は、節税、租税回避、脱税は、白から徐々に色が付いて灰色となり黒へと変化していく流れの様なもので、正確には何処までが節税で、何処から何処までが租税回避で、何処からが脱税であるかの判断はつかないものです。
所謂タックスシェルターというような節税スキームの開発者は、少し強引な節税から租税回避の入口部分を複雑に絡めて、租税回避と認識されない様なスキームの設計している。 個々のスキームの中には国際間の税制の違いを使うスキームであったり、例えば贈与を金融取引に変化させることによって贈与税からキャピタル・ゲイン課税に課税の適用税制を変更したりとかいろいろなスキームが有り、それをどのように組み合わせてお客様に合ったテーラーメイドのスキームを作り上げていけるかです。
米国のトップ・ロースクールのトップ卒業生はタックスシェルターを作っているローファームに就職すると言われているが、日本では節税スキームを作っている方は非常に少ないのが現状である。所得税の最高税率55%、世界トップクラスの高相続税国の日本でこれから節税スキームはビジネスとして大きくなるのでしょうか。
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