今日は素敵な宿を紹介したいと思います。
椿聚舎(ちんじゅしゃ)という名の、一日一客の宿にお邪魔してきました。
写真家・今森光彦さん(
WePhoto
でも扱わせてくださいとお願いしています^^)が里山としてとりあげ、注目されている琵琶湖湖北地方・マキノの白谷温泉郷に、この宿はあります。
マキノといえば、関西の方はスキー場としてご存じではないでしょうか?西武グループの創業者・堤さんの出身地が近江なので、このスキー場もかつては西武経営。といってもファミリースキー場ですから、大きなホテルがあるわけではなく、民宿、ペンション、そして市が経営する療養温泉がある程度のひなびた温泉郷です。
土間の玄関を入ると…そこは全面木の世界。檜が使われています。
そして…驚くことに
わかりますかね?…木と木を組み合わせるのに釘を使っていないのです。三日月は、大工さんの遊び心。至る所に違うマークが入っています。つまり、この宿は宮大工さんが建てているんです! 三重から泊まりがけでつくりにきていたとか。
玄関の土間には、女将さんが野山で摘んできた自然の草花が…ここには、アジサイですね。前の日に泊まったイギリス人は「スプレーしたんですか?」と聞いたとか(笑)
では部屋の中を拝見しましょう。
こちらは宿の心臓部ともいうべき食事処です。天井は優に5mはあります。
真ん中の掘りごたつテーブルは囲炉裏が切られています。
窓を開けて、外に出てみると…そこにはデッキと桜と琵琶湖に注ぎ込む渓流が!
春には、居ながらにして桜、今の季節は居ながらにして蛍が楽しめます。ちなみにこの川ではアマゴやイワナ、ヤマメ、鮎もいるとのこと。
左が、ヤマメの骨揚げ(中身は別途、刺身でいただきました)。
右が稚鮎です。琵琶湖の鮎は、琵琶湖にいる間は小さいままだそうです。この時期、琵琶湖に注ぐ川ではさびき釣りでこの稚鮎を狙う人が集まり、いいときには、クーラーボックスイッパイになるとか。驚くことに、このあたりの川には漁業権の設定がないので、入漁料はタダとか…滋賀県の方は意外におおらか?(笑)
お客様のプライベートスペースを見ましょう。こちら2室の和室と、屋根裏部屋のツインベッドルームがあります。最大で8名様までのお客を収容するそうです。もちろん2名でもOKというのがうれしいです。
温泉のお風呂は…このように川の景色を切り取った写真のような美しさ。
囲炉裏で出される料理は、
メインの魚(鮎だったり、ヤマメだったり)は必ずご主人が釣り上げてくるのだそうです。そのために、宿にはポンプで川の水をひいた生け簀まであります。
お箸はご主人が
桑の木からつくったもの。箸置きも
野の花が実をつけたものを一折りしてきたもの。
夏の鮎、秋のきのこ、鱒。冬の鴨…琵琶湖北部のこの地域の素材は、本当に豊かなんだそうです。
どうです?
これで2名でも8名でも、1名1万5000円(税抜)です!
ご夫婦が自分たちのできる範囲内で、考えたのは一日一客。それもできるだけお客様が連続しないように心がける。だから週に3組のお客様を受けるのは多い方なのだとか!
この椿聚舎
さん、かなりオススメの宿です。
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滋賀県高島市マキノ町白谷五番地