[NPO世界環境改善連合]の活動の内容 (バイオマス分科会)
活動の成果
(1) これまでもCo2排出削減について、さまざまな勉強会を開催し、鳩山政権時代に「地球温暖化ガス25%削減は可能」の論説を当NPOの理事長が提唱したことから、化石燃料に代わるエネルギーの導入による持続可能な社会の構築について、具体的な活動を研究、模索してきた中で木質ペレットによる普及啓発活動の方法を選択した。
(2) 今後、必要な機材、パンフレット、運送手配などの準備をすすめ、東北の東松島市・気仙沼市・大船渡市・久慈市を拠点に、自治体と連携し「木質ペレット教室」を開催したいと考えている。場所は、市役所、学校などの施設を予定する。木質ペレット、カーボンオフセットの仕組みに詳しい講師に講演をしてもらい、復興に携わる人、未来を担う子供たちに、化石燃料代替エネルギーとして、バイオマス燃料を普及させる意義を理解してもらい、実際に乾燥済みの木質残材を粉砕機(チッパー)で粉砕し、木質ペレット製造装置にてペレット化する。出来上がったペレットをペレットストーブで燃焼させ実際に体感してもらう。すでに北海道から東北で普及が始まっているペレットストーブの利用者の感想では暖房機能としての満足度は高く、1人でも多くの人に体験してもらうことが大切と考える。(被災地の避難所にもペレットストーブメーカーや関西の自治体などからペレットストーブが送られ、実際に体育館の隅々まで温められるペレットストーブは大きな能力を発揮した実績を持つ。)
(3) 一般社団法人日本木質ペレット協会と連携して、会員企業(木質ペレット生産、木質ペレット生産設備、木質ペレットストーブ、木質ペレットボイラー)にもご協力いただく予定です。
(4) 現在全国で約300の市町村でバイオマスタウン構想が認定されています。循環型社会の形成促進は従来のライフスタイルからの転換が伴いますが、例えば栃木県の茂木町の著名な事例があります。茂木町は独自の木質資源の回収システムを町ぐるみで構築し(シルバー人材による落ち葉の回収、林地残材運搬など、回収時に直接対価を支払うシステム)、バイオマスの利活用を軸とした循環型社会の実現を図っています。こうした成功事例と成功に導いた指導者にその体験談を講演して頂く予定です。バイオマスタウン構想構築のままになっている自治体も、新たな地域ぐるみの取り組みに発展して行くきっかけとなる「ペレット教室」を開催したいと考えています。 2011.10/6