ふたつの世界を行き来する私たち | フィリピン・アラバンのななつことば

5年前にある会社で翻訳の仕事をしていたとき、めちゃくちゃ行き詰まってました。


そこはそれまでの自分の常識を遥かに超える世界でした。



生温い人生を送ってきた私にとって

それはひとつの逆境でした。



日本生まれの日本育ちの私は



その日本生まれの日本育ちの人びととコミュニケーションがとれなかった。



日本語が通じない世界でした。



コミュニケーションがとれたのは



中国語を話す人たちでした。



彼らは外国語である日本語を駆使し、


私からすると宇宙人みたいな日本人たちとコミュニケーションをとっていました。




中国語で彼らと話すことで


ずいぶん助けられました。



ふたつの言葉がつかえること、


それはふたつの世界を行き来できること。



めちゃくちゃ逆境だったけど


あの経験なしに今の私はないので



今は感謝してる。






ちょっとだけね。







来週、またもWSC海外の場をお借りして、語学お茶会をやらせていただきます!


WSC軸で語学を語れるのがうれしいです。楽しみ。