駐在妻いちねんせい | フィリピン・アラバンのななつことば
2016年の8月末にアラバンに引っ越してきました。下記は私の別のブログ(ななつことば http://haipaitianxin.blog.fc2.com)に書いた昨年9月の記事です。


2016/09/27 06:23 |フィリピン

中国に留学しているときは、駐在員って会社のお金で海外で暮らせるなんていいなあと単純にうらやましく思っていました。
社会人になって自分がいざ駐在員になった際は、仕事がハード過ぎて耐えられず2ヵ月で帰国させてもらいました。(黒歴史)
親戚がアメリカに帯同で行っていたときは、その様子がとても楽しそうで、駐在妻が一番いいやんと思っていました。

そして今年、夫の念願叶ってフィリピン駐在が決まった時はうれしかった。英語圏で言葉にそんなに困らないだろうし、あわよくば私も英語の勉強もできる!夫の夢も私の憧れも叶うなんてスバラシイと。

でもいざ現実が迫ってくるとだんだん不安の方が増してきました。
ただでさえ初めての育児に戸惑っている中、よく知らない国で果たして私に育児ができるのかな。夫も慣れない環境での仕事は大変そう。ネットなどで調べてもわからないことだらけ。不安でいっぱいでしたが、まあ行けばわかるかと何となくこちらに来てしまいました。

来てからの生活はやっぱり大変。引っ越し早々私は風邪を引き、夫にうつし、娘もうつりと家族で風邪祭り。わからないこともいっぱい。ルームスリッパひとつ、どこに売っているのかもわからないのだもの。事前に会社から何も案内も指示もなかったので、こちらに来てから知った必要な手続きがあったりして、あららーということも。

そして、こちらに来て最もつらいなあと思ったことは、知り合いがほとんどいないこと!わからないことも誰に聞いたらいいかわからない。どこの病院がいいんだろう。保険は?
知り合いをつくるべく、外に出かけたくとも、小さな子どもがいるのでそんなに頻繁に出かけられず部屋で悶々とするばかり。嫌いな虫は部屋にでるし、水は漏れるし、娘は泣いてるし、私はイライラ。早速帰りたくなりましたよ。黒歴史再びか!?

それでもこちらにきてもうすぐ1か月。様々な経路でこちらにいらっしゃる日本人の方とお知り合いになったり、フィリピンの人と話したり、ちょこちょこと出かけたりして、ようやく少し慣れてきた感じです。スリッパも買えたし!

昨日はオンラインで世界の日本人駐在妻のみなさんと交流する機会がありました。共通する悩みもあり、大変なのは自分だけじゃないんだ!と思いました。不満ばかり並べず、感謝すべきことには感謝し、楽しく毎日を過ごそうと思いました。みんな頑張れ。わたしも頑張れ。