大変遅くなりましたが、7月15日の兄川稲荷神社祭典について。
今年のまつりは、集落の総会から始まりました。
総会では、「若者ども」に任せきりの現在の状態の限界をお話させていただき
「まつり」の実施について、集落の総会で決めていただきことをお願いしました。
最悪「やらない」。という結論も覚悟していましたが、
皆さんから前向きなご意見をいただき、
昨年までの「一部の者だけの思いでやっていいものか?」という後ろめたい気持ちがなくなり
まつりに向かうことができました。
まつり前日には、若者頭である自分が知人の結婚披露宴に出席のため準備に参加しないという
前代未聞の状態であったものの、
高等教育コンソーシアムの大学生3名と若者たちに協力していただき
順調に準備が進みました。
翌日。
午前から土砂降りの雨。
しかし、お稲荷様の力なのか
午後には落着き、前半は濡れずに行列を進めることができました。
しかも、前日からの学生のほか
いつも来てくださっている湯瀬から5人が助っ人も加わり
近年では初めて、モノ(お供え物等など)を車を使わずに行列を編成しました!
稲荷神社での「先祓い」奉納では雨にあたってしまいましたが
雨にもかかわらずたくさんの見学者が!
更にうれしかったのは、田山にある「りんどう苑」の方々が見学に来てくださり
施設に入所している「おっきいばぁば」(我が家での通称)に先祓いを見せられたこと。
「もう見れないと思ってた」と、涙を流して喜んでくれました。
雨の中を、稲荷神社からお神輿をもとの社に戻し、先祓いをもうひと踊り。
今年は、カズヤが行列の小太鼓を叩いてくれたので
ついでに前半をやってもらい、自分も数年ぶりに踊りました!
もう少し、周りから反響があるかと思ったのに
誰もそこには触れてくれず・・・
さてさて、最後には、参加してくれた学生が前夜の練習の成果を発揮し
また、大太鼓衆と湯瀬の方々
さらには、結局「杵取舞」を踊った大頭のヨシユキも加わって、
ヨイサッサ。
小太鼓と杵のヨシユキ、二人の若者頭が円の中央で踊るのも前代未聞かも。
宴たけのヨイサーサーの掛け声の中、今年も無事に終わりました。
ダラダラとつづったこのブログ。
最後になりますが、皆さんの協力のおかげで
盛大に兄川稲荷神社祭典を行うことができました。
兄川集落の方々はもちろん、わざわざ他の地区から参加してくださり
ご協力くださった皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。