犬にチョコレートを食べさせてはいけません。
中毒症状が出てしまうのです。

去る土曜日の朝に、かのんが娘の部屋に入ってごそごそしていました


娘は未明からスキーに出かけているのでおかしいなと思って部屋に入ると


娘のバッグの中から未開封の板チョコレートを出して包装を食いちぎってチョコレートを半分食べていました。

さあ、大変


すぐにチョコレートを取り上げました。
かのんは普段と変わらず元気なままです。
奥さんがネットで調べてみると、チョコレートを食べた場合の病状が出るのは消化されてからなので暫く時間がかかることがわかりました。

早速、かかりつけの獣医さんに電話をしたら、まだ診療時間の前でしたが、すぐ診てくださるというので、車でかけつけました。

診察の後、嘔吐剤を注射してチョコを吐きださせることになりました。
5分もしないうちに診察室の隅っこでゲボッとチョコを2回に分けて朝食と一緒に吐きだしました。

診察室中がチョコの香りでいっぱいになりました。

まぁ、きれいに吐き出したので大丈夫なようでした。
ただ、獣医さんによると、チョコの脂分が肝臓を傷めるそうです。

帰宅してあらためて朝ごはんに薬をまぜてかのんにあげたらペロリと食べてしまいました。

処置が早かったので中毒症状も出ることなく元気になりました。

大好きなサッカーボールで遊んで一休み。

飼い主の心配をよそにカメラ目線でけげんな顔をしていました。

部屋にだらしなくバッグやものをちらかさないように娘をきつ~くしかりつけたのは言うまでもありません。

あの日以来、かのんは娘の部屋に入っては床をクンクンしています。
チョコレートがおいしかったのでしょうね。

おしまい