戦争映画はあまり好きではないのですが、ちょっと前評判が高いので見てきました。

原題 : FURY

監督・脚本 : デヴィッド・エアー

製作総指揮 : ブラッド・ピット

出演 : ブラッド・ピット/ドン・コリアー
      ローガン・ラーマン/ノーマン・エリソン


第二次世界大戦終盤のヨーロッパ戦線。
北アフリカ戦線からドイツ軍と闘ってきたアメリカ陸軍のシャーマン戦車の車長ドンと乗り組みの3人に補充兵のノーマンが配属された。
この戦車の仲間が敗走するドイツ軍と闘う様が描かれます。

これまでに戦争映画は数多く製作されてきて、それぞれがスケールや迫力、登場人物の祖国愛・家族愛・人間愛、平和の尊さ・・・

いろいろなメッセージがあります。

この作品は、戦闘の最前線では、善悪や理性ではなく、
生き残るためにはやられる前にやる
これをひたすら非情にこれでもか、と描く。そんな作品です。



特撮ももちろんありますが、軍服を着て、戦場でのシーンを観れば、相当にハードな撮影だったなとわかります。
ブラッド・ピットは文句なしにカッコイイ。


戦争はせいぜい映画で観るものだと実感。
現実の戦場は恐ろしいものであり、死と背中わせの極限の状況で生き抜くのはノーマルな感覚でいられないなぁと思いました。

評価:☆☆☆☆★