2012年8月17日(金) 第七日

7:00 起床
7:30 朝食

実質、ポルトガル観光の最終日。
朝から快晴

写真はホテルの6階の部屋から見えるエドゥアルド7世公園の景色。
左上の3色旗はポルトガルの国旗です。


朝食後、この公園に散歩にいきました。
窓から見下ろすのはよい景色でしたが、けっこう登り坂が長いです。
登りきって、街を見下ろすと、テージョ河まで見えます
中央の奥、左手の丘にあるのがサン・ジョルジェ城。

ズームで見るとこんな感じ

ここから毎朝のとおりリベルダーデ通りを下って街へ行きます。
目的地は街の北川の丘の上にある
サン・ジョルジェ城
2千年近く前、ユリウス・カエサルの時代にローマ人が作った要塞が起源だそうです。
急な坂道をがんばって登って、たどりつくと、眼下にリスボンの街が

ベレンまで見通せます。

要塞だったということで、大砲も展示されていました。
その大砲の先に見える緑の濃い場所が エドゥアルド7世公園 

この城が高台の丘の上にあることがわかります。

お城はローマ人のあと、西ゴート族、イスラム教徒、キリスト教徒と主がかわったわけで、ポルトガルの歴史をずっと見てきたと言ってもいいのかもしれません。

かなり堅固なつくりになっていました。


サン・ジョルジェ城 をあとにして、きた道を戻ります。

いろいろなショップを見ながらやっと見つけたのがこれ。

そうです。「コンフェイト」です。
これがポルトガル人の宣教師によって日本にもたらされ、進化したのが、今、日本にある「金平糖」

職場のお土産に買って帰りました。

でも・・・「金平糖」のようにはおいしくなかった


歩き回ってお腹がすいたので、ランチのレストランを物色。
今回、ポルトガル訪問の目的のひとつであったイワシに挑戦です。
メインストリートから1本入ったところにあったレストランがにぎわっていたので入ってみました。
「BACALHDEIRO」

イワシのグリル

付け合わせのポテトをフレンチフライに変更を頼んだら、サービスで両方もってきてくれました。

ビールがとてもよ~く冷えていておかわり

イワシはまったくもってシンプルな塩焼。
脂が乗っていてたまらない美味しさ
5匹で7ユーロ(700円)

ナイフとフォークで骨を取り分けながらイワシをいただくのは不思議な気持ちでした。
(魔法の手も使ってしまいましたが・・・)

隣の席のポルトガルのビジネスマンらしき男性は、ナイフとフォークであこう鯛の塩焼きをとても器用に食べていました。もちろんワインとともに。
手際の良さにみとれてしまいました。

ポルトで食べておいしかったので、この店でもイカリングを注文

メニューを見てもよくわからなかったので、デジカメの写真を見せたら一発でOK
これもおいしかったです。


大きなプリンと思われるものが他のお客さんのデザートに出ているのが見えたので、
あれは何かと尋ねたら、プリンとのことだったのでホイップクリームもリクエストしたら、こんな感じで出てまいりました。


ちょっと硬めの昔ながらの正統派プリンでした。

サービスしてくれたお兄さんは店のベテランのお姉さんに、
なんでホイップクリームつけているのよ!
と怒られているみたいでしたが・・・

コーヒー、紅茶をつけて32.40ユーロ(約3240円)
安くて得した気分
(いろいろリクエストしたのでチップに2ユーロを置いてきました。
 ポルトガルにはチップの習慣は基本的にはないようです。)

ゆっくりとおいしいランチを堪能したし、ちょっと暑かったので、坂道を登りながらホテルへ戻り少し休憩。

こちらの方々は暑い日中は、あまりあくせくしないみたいです。

少し太陽が傾きかけたころに再び街へ。
コメルシオ広場へ向かうメインストリートのアウグスタ通りには、観光客が多いこともあって大道芸人が毎日何人もいて、いろいろなパフォーマンスを見せてくれます。

歩き回りながら、どこの土産物屋にも大小たくさんのサイズがあるオンドリの置物を自宅への土産として購入。
なかなかカラフルでかわいいです。


夕食はおなかいっぱいでとてもレストランに行く気持ちになれなかったので、ジェラートショップでグランデ(カップ大)のアイスをいただきました。

ファドを聴くといいというのは知っていましたが、だいたいどこのお店も夜8時とか9時から開演というものでした。
夕食とともにファドを聴いていると、ホテルへ戻るのは夜中になってしまいます。
昼間に歩き回っている健康的(?)なわれわれには、夜中までの時間は耐えられないのでファドは断念しました。

ホテルへ戻ったら、けっこう疲れていました。
リスボン最後の晩は、部屋で帰国のための荷造りとなりました。

次回にて最終回です。
ながながとおつきあいありがとうございます。