浴室の電球が切れました。
2つあるのですが、3週間前にひとつが、そして先週にもう一つが点灯しなくなりました。

もう、白熱球は販売しなくなるということなので、
会社のそばにあるビックカメラへLED電球を買いに行きました


たくさん種類があるんですね。
正直、びっくりです。

結局、売り場でいろいろと眺めていても
よくわからないので、
店員さんに、いままでの電球の品番と規格を言って、それと同等のLED電球を買ってきました。

1個が2900円近くもしました

節電になるし、寿命も40000時間もあるそうです。

浴室の照明をLED電球に入れ替えました。

点灯しない白熱球だとこんな感じ


LED電球だと

でも、ちょっと考えてしまいました
1日4時間点灯するとした場合
10000日=27年余の寿命があるわけです。
いまの自宅マンションの浴室がこれから27年、このままの状態で使っていくのか?
すでに13年も住んでいますから、将来リフォームするかもしれません。

ほどほどの寿命で価格も安めの商品はないのでしょうか。

個々のパーツの性能も大事ですが、全体のバランスを考えてもっとも経済合理性のある設定ができる選択肢=商品ラインアップがこれからはあっていいのではないかと思いました。

LED電球そのものは、素晴らしい技術の応用による商品化で、コストも下がってきているので、何も否定しません。
まして、電力使用量が少なくてすむのですから、大いに普及に努めていくものでしょう。

余談ですが、私の勤務先でも20年前に新規事業の一つとしてLEDの研究を行い、試作ラインでLEDチップの製造までやっていました。
(規模は小さいですが、クリーンルームでの半導体製造工場でした。)
プリンターの発光源に使用されるものでしたが、大手プリンターメーカーとの開発が、コストと性能面で商品化までもっていけずにプロジェクトは解散となりました。

技術はあっても、どのように商品化するか、
しかも価格とコストが市場に受け入れられるものでなければなりません。

開発の仕事は開発期間と資金がかかるほど厳しいしごとだなと、連想ゲームのように考えてしまいました。